四国の地域課題をデジタルで解決 アイムービックが描くビジネスとは

AWSの導入やWEB・ECサイトの制作、サーバー運用など、お客様のビジネス機会を共に創る「株式会社アイムービック」

愛媛県に本社を持つ同社が、2022年に高知拠点の開設を決定しました。

今回は、高知で働くメンバーを募集するにあたり、拠点開設の背景や想い、求める人物像について代表取締役社長の 森本 さん、高知拠点の責任者でありシステムディレクター 大濱 さんにお話しを伺いました。

四国四県で力を合わせて全国からの開発を受託 アイムービックのお仕事

代表取締役社長の森本さん、今回はオンラインでお話をお伺いしました。

――アイムービックさんの事業内容を教えてください。

森本さん:事業内容としては、AWSの導入・構築、WEBサイトとシステム開発・保守、サーバー運用・保守代行とセキュリティ対策、ECサイト開発、マーケティングなどです。

当社の強みはAWSインフラの構築とその上で稼働するWEBサイト、システム、アプリケーションの開発をワンストップで行えることです。

WEBの受託開発でよく聞かれるお客様の課題は、人を集めたい、売り上げをアップしたい、ネットで収益を上げたいなど多種多様です。

20年間お客様と向き合ううちに、取り組む領域がだんだんと増えて今に至ります。

――今回、高知に拠点を置こうと決断された背景をお聞かせいただけますか。

森本さん:実は今回、高知と同じタイミングで香川と徳島にも新しい拠点をオープンします。

今までは愛媛の1拠点で仕事を受けていましたが、全国から受託開発の依頼が多く、愛媛だけでは受けきれない仕事も増えてきています。

人材をどんどん増やしていく必要がある中で、愛媛県だけで増やすのではなく、四国全域で全国の仕事を受けられる形を作りたいと思いました。

そこで四国内に働く場所を作り出すために、4拠点でやっていこうと決めました。

アイムービックの高知拠点となる、南国オフィスパークセンター

――愛媛・香川・徳島・高知での役割や事業内容は、あまり変わらないということですか。

森本さん:どの拠点でも、WEB開発が基本的な仕事になります。

ただ高知拠点で言えば、当社が近年力を入れている、全国のケーブルテレビのシステム開発を一手に引き受けることも視野に入れています。

現在民間のケーブルテレビ局は全国に200か所ほどありますが、そのうち30〜40社が当社のお客様です。

北海道から沖縄まで当社が直接アプリを卸していますが、そのサポートや開発を高知で受託することを検討中です。

高知ではイメージしにくいかもしれませんが、全国のケーブルテレビ局は結構地域密着したビジネスモデルで、自治体と深く連携して頑張っている企業もたくさんあります。

そういった企業に対して、ITソリューションを提供したいと考えています。

社員が一体感を持って働ける工夫と、人材育成への想い

高知拠点長の大濱さん、笑顔がとても素敵な方でした。

――アイムービックさんならではの特徴があれば教えてください。

森本さん:当社はバーチャルオフィスを導入しています。

バーチャル空間でつくったオフィス上で社員同士の交流ができ、画面共有などもできるツールなのですが、高知と愛媛もバーチャルオフィスでつながっています。

そういった意味では、拠点間のコミュニケーションの壁は低くなっているんじゃないかなと思います。

大濱さん:毎朝、バーチャルオフィスで朝礼をやっていて、全体共有の時間を20〜30分ほど取っています。

仕事中は常にログインしている状態で 、社員同士が気軽に集まって相談や情報交換を出来るのが良いなと思います。

――四国の4拠点が1つのオフィスのような感覚でつながれるんですね。

大濱さん:はい。あと部活動も盛んで、オンラインのチャット上でたくさんの部活が活動しています。

テニスやマラソン・農業など、社員がそれぞれ好きなものに所属して、休日に活動していますよ。

「これやりたい!」って思った人が声を上げて部活が出来上がっていて、みんな仲が良く横の繋がりがあるのは良いですよね。

高知拠点でも、人が増えたらぜひやってみたいと思っています。

――他には、アイムービックさんにはどんな魅力がありますか。

大濱さん:若手の人材育成に力を入れているところが1番の魅力ですね。

インターン生に資格の取得代をサポートしたり、社内のエンジニアの方がコードを見てアドバイスをしたりということを積極的にやっています。

これはとてもいい文化だと思うので、高知拠点にもぜひ取り入れたい要素ですね。

森本さん:インターンやアルバイトを経て入社する社員もいます。

4年間アルバイトをして、そのまま就職した学生も過去にはいました。

当社のインターン制度では、学習支援として学生にシステム開発のノウハウを教え、資格取得の費用まで面倒を見るところまで取り組んでいます。

インターンのうちは無給ですが、上手くコミュニケーションが取れるとか、センスがありそうな人はアルバイトで採用して、そこから初めて時給が発生します。

そもそも実績や経験がないと仕事はできないので、2か月ぐらい勉強してもらったあとにアルバイトになることが多いですね。

学生が都会に出てしまうのを防げますし、ぜひ高知でもその流れができたらいいですよね。

新たに開設する高知拠点でのお仕事について

――高知の拠点長を務められる大濱さんが、アイムービックさんに入社した理由を聞かせてください。

大濱さん:私はもともと高知の出身で、前職もIT系企業でプロジェクトマネージャーをしていました。

転職活動をする中でアイムービックを知り、これから高知拠点を作ることを聞いて、話を聞きにいったんです。

面談で色々と話をする中で、「人とテクノロジーで地域の変化の力になる 」という考え方に共感して入社を決めました。

――こういった拠点の立ち上げは、以前にもご経験があったんですか。

大濱さん:以前は組織内のリーダーを経験したことがありましたが、拠点立ち上げは初めての経験ですね。

今はプロジェクトマネージャーとして、ケーブルテレビの案件のスケジューリングや要件定義、企画立案をお客様と一緒に決めていくのがメインの仕事です。

今後は拠点長のポジションになるので、採用や事業の方向性をどうしていくかを考える部分が中心になると思います。

初めてのことにドキドキしながら売り上げ計画を立てたり、拠点の採用方針を考えている最中です。

――今年12月頃 (予定)に高知オフィスがオープンするそうですね。

大濱さん:はい、南国オフィスパークに事務所を構える予定です。

10名程度は入るオフィスなので、向こう3年くらいで人を増やしていけたらいいなと思っています。

今は自宅で仕事をしている状態なので、オープンが待ち遠しいですね(笑)

――これから高知オフィスで働く人は、どんな仕事を任せてもらえますか。

大濱さん:当社は今エンジニアが圧倒的に足りていなくて、会社全体で見てもご依頼いただく仕事の数にエンジニアが追いつかず、お断りするケースが あります。

フロントエンド、バックエンドのエンジニアの両方を募集中で 、特にバックエンドエンジニアの方を探しています使用言語としては PHPやJavaを使った開発がメインになります。

それから、私と一緒に仕事をしてくれるプロジェクトマネージャーも合わせて募集していますね。

――アイムービックさんの高知拠点で働くメリットは何ですか。

大濱さん:拠点を1から作れる面白さは、既存の企業だとなかなかできない経験だと思います。

会社や組織づくりに関わることは、きっと今後のキャリアにも生きてきます。

また、愛媛の本社はこれまで20年間で培ってきた実績やノウハウ があり、経験豊富な社員もたくさんいるので色々なアドバイスがもらえます。

拠点間で上手くコミュニケーションをとりながら仕事ができればいいなと思いますね。

休日は家族との時間を大切にしつつ、夢も実現したい

――大濱さんはお休みの日はどんな風に過ごされていますか。

大濱さん:子どもが3人いるので、土日は子どもたちと遊ぶことが多いですね。

近くの公園や、アンパンマンミュージアムに行くこともあります。

あとは、ここ1年ほどサウナにハマっていて、高知駅近くの「高砂湯」へ仕事終わりや休日に出かけます。

農業用のボイラーを使う高温のサウナで、結構珍しいお店らしいですよ。

高温すぎて肌がヒリヒリするくらいなので、初心者の方にはあまりオススメできませんけどね(笑)

――お休みの日はしっかり家族との時間を過ごしつつ、お仕事の面ではどんなことに挑戦したいと思いますか。

大濱さん:一つは、組織づくりにしっかり取り組みたいと思っています。

売り上げを上げるのはベースにありますが、やっぱり働く人にとって魅力があり、長く働ける組織を作るのが大事だと思うんです。

それに対してどんな仕組みが必要なのか、組織全体のことを考えて挑戦したいですね。

二つ目は、AWSの資格などを私が率先して取得し、これから入社する方をサポートしたいということです。

技術面の支援と、協力して何かを成し遂げるチームワークのある組織を作ることの両方にぜひチャレンジしていきたいと思います。

地域課題解決への志がある人と一緒に働きたい

――今後、高知オフィスはどんな姿を目指していきたいですか。

森本さん:高知への拠点づくりで当社がやりたいのは、地域の活性化です。

ご存じのように、四国全域でいま人口が減っていて、高齢化も進み若者は首都圏に流出しています。

それを防ぐために、当社は四国全体でITエンジニアの雇用を増やしたいんです。

若者が増えれば仕事も増えるし、そこに生活が生まれ、お金も回るという考え方ですね。

当社のミッションは「人とテクノロジーで地域の変化と力となる」ことですが、お客様の力になることが最も大事です。

それが結果として地域の活力につながるという考えのもと、四国4拠点を展開して四国全体を活性化したいと思います。

ですから高知オフィスも、受託開発をたくさんできる態勢を整えて雇用を生み出しながら、お客様に貢献することを目指します。

――高知オフィスで一緒に働きたいのは、ズバリどんな人ですか。

森本さん:WEB開発が好きというのは大前提としてありますが、「地域課題をデジタルで解決する」という文脈にピンと来る方が1番いいのかなと思います。

実際、四国は課題先進地域と言われていますし、地域課題をデジタルで解決するフィールドがたくさんあります。

課題を自分の目で見て体験して、ソリューションを作ることに興味を持てる人がいいですね。

それって技術だけじゃなく、結局は人と人との信頼関係やコミュニケーションが大事になってきます。

実際に地域に暮らし、デジタルに関わる私たちが地域を活性化するんだという想いを持つ人にぜひ来ていただきたいです。

大濱さん:私も考えている方向としては森本と同じで、職種に関係なく地域課題にコミットしたいというモチベーションが大事だと思っています。

ベースとして、会社が掲げる「地域のデジタル課題を解決する」という部分に興味が持てないと、積み上がらない部分ってきっとあると思うんですね。

――これから高知拠点の風土を作り上げていく中で、そんな状況を楽しめる方というのも一つのポイントになるでしょうか。

大濱さん:そうですね。本社のノウハウや考え方をベースにしつつも、高知拠点に集まるメンバーの特性やスキルは異なると思うので、毎日一緒に相談しながら、試行錯誤しつつやっていく形になると思います。

組織のフェーズによって、どういう人が合うのかは変化するものだと思いますが、今の状態で言えばゼロから作っていく状況を楽しみながらやれる人が良いかもしれませんね。

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ライターの感想
四国の地域課題について、雇用を生み出すことで若者の県外流出を防ぎたい、そのために働く場所を4拠点に広げたいという強い志が印象に残りました。アイムービックさんの魅力を踏襲しつつ、これから形になっていく高知拠点独自の組織づくりに期待が高まります。
この記事を書いた人
崎山めぐみ

崎山めぐみ

言葉で人と人のご縁をつなぐことを目指し、「ことのは舎」の屋号で活動するWEBライター。地元・高知が大好きな2児の母。
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