手厚い研修で社員の活躍を後押し!「井上石灰工業」の魅力と求める人材像とは

石灰を通じて世の中をもっとおもしろく!

農業や食品・ゴム・医療分野まで、私たちの生活に広く関係する石灰石。
井上石灰工業株式会社は業界での知名度が高く、日本だけでなく世界でも活躍しています。

そんな井上石灰工業の魅力や、募集中の営業職の仕事内容について、管理グループの西垣さんと営業グループ マネージャーの谷田さんにお話を伺いました!

創業130年以上 井上石灰工業とは

――井上石灰工業さんの事業内容を教えてください。

西垣さん:当社は石灰にまつわる様々な事業を展開している会社です。

「石灰」って一般的には、運動場のライン引きなどを思い浮かべる方が多いと思うんですね。

でも当社はそういう商品ではなく、石灰に付加価値をつけたものを扱っており、商品には6つの分野があります。

1つ目は自動車などに使われるゴム樹脂の分野、それから2つ目は、肥料農薬の分野です。

これらは売り上げが大きく、当社の事業の柱となる分野ですね。

その他には、建材・工業分野や医療・食品分野、そしてゴム樹脂や農薬を海外へ販売する分野もあります。

1番新しい育種分野では「乙女の涙 スウィーティア」というトマトを作ったり、井上ワイナリーで使うワイン用のブドウを育てています。

――石灰のイメージからは想像できない事業内容がたくさんあって、驚きました。2022年4月には「井上ワイナリーのいち醸造所」をオープンされたそうですね。

西垣さん:そうなんです、ワインのブドウを育てる期間であったり、担当者が本場の山梨で醸造技術を勉強したりと、とても大変ではありましたが今年ようやくオープンに漕ぎつけました。

――すごく力を入れて始められた事業なんですね。結構反響もありましたか。

西垣さん:おかげ様で色々なメディアに取り上げていただいて、「高知の新しい観光地だ」と言っていただきました。

ワインが好きな方って、その土地ならではの土壌や天候で作られた味の違うワインを楽しむ傾向があるんですね。

Instagramで情報を仕入れた若い人たちや、ワイン通の年配の方まで、多くの人が来てくださっています。

当初の予想をはるかに超える大盛況をいただいているのは、嬉しい限りですね。

ショップではワインだけでなく高知の地場産品も取り扱っていますので、そういったものも一緒に見ていただき、高知の産業を盛り上げていけたらと思います。

未経験や文系の方も大歓迎! 充実した研修体制

――今回募集される営業職の業務内容を簡単にお聞かせいただけますか。

西垣さん:商品は、環境にやさしい農薬で果樹に使われる「ICボルドー」あるいは、無機薬品で自動車のゴム製品に使われる添加剤を売っていただける方を募集しています。

業務の具体的な内容としては、各県や各国にある当社の販売代理店を訪問して商品の紹介をしたり、業界の動向調査を行ったりして、自社商品の販売促進活動をします。

当社は農薬と無機薬品を日本全国に卸していて、国内はもちろん、将来的にはアジア圏を中心とした海外でも販売していただきたいと思っています。

そのための活動をしてくださる営業職を今回募集しています。

――農薬や肥料に詳しくない方にとっては、「知識がないけど大丈夫かな」と不安に感じる場合もあると思います。入社後の教育制度はいかがですか。

西垣さん:経歴や能力によって期間と内容が異なりますが、社内外での様々な研修をご用意しています。

また、入社後しばらくは先輩社員に同行する期間を設け、当社が取り扱う商品の知識や、どうやって売ったらいいのか、業界の動向などを教える体制を整えています。

私自身も文系で新卒入社しましたが、社内の教育体制がしっかりあるので、研修期間を終えた後は1人で仕事をすることができました。

急に「1人で売ってこい」とは言いませんし、業務をやりながら知識を身につけていけるので、それほど心配しなくても大丈夫ですよ。

――1人で営業に行くようになるまでに、だいたいどれくらいの研修期間がありますか。

西垣さん:中途入社では、それぞれの方の経験や能力に合わせた期間になります。

新卒社員で言うと、1年ほどは研修や2人1組で顧客先を一緒に回る期間があるので、だいたい2年目ぐらいから1人で営業活動を始めますね。

また、配属される部署によっても研修期間が違います。

例えばゴム製品であれば、最初に商品について知るために各工場でラインに入って、製品を作る期間が数週間から1ヶ月ぐらいあります。

以前に同じ業界で働いていた方なら、もっと早い段階から1人で行っていただく場合もありますが、未経験であれば少なくとも数か月間の研修期間を設けています。

――中途入社された谷田さんは、実際に入社されてからどういう流れで独り立ちをされましたか。

谷田さん:私は入社後に、本社の南国市稲生の工場で2週間、石灰を焼く作業を経験しました。

その後、仁井田にある石灰を袋詰めする工場でも2週間ほど研修したあと、品質管理部や開発部・流通部なども経験しました。

すぐに現場に出るというよりは、中途でも新卒と同じくらい手厚く研修をしてくれました。

会社を理解しながら、社員とのコミュニケーションを深めるという点ですごく良かったと思います。

――手厚い研修があると、未経験の方でも安心して入社いただけそうですね。

谷田さん:はい。当社は中途入社の社員が多いので、受け入れ体制は会社の中で結構整っていると思います。

私の場合は入社して3ヶ月間、色々な部署の研修を受けたあとに、営業の研修はほとんど受けずに現場へ出させてもらいました。

現場に出ないと細かな部分がわからないと思ったのと、前職で営業をやってきた自信もあったので、上司と相談して決めました。

これから入社される方は、それぞれの要望に応じて手厚いフォローをしますし、もっと早く現場に行きたいという場合はそれもいいかなと思っています。

県外や世界を相手にする仕事に魅力を感じ、Uターン転職

――谷田さんはUターン転職で井上石灰工業さんに入られたそうですが、それまでの経歴を聞かせてください。

谷田さん:私は生まれてから高校を出るまで高知にいて、大学で県外へ出ました。

そのまま県外で就職して、スポーツメーカーに営業として入社したんです。

大学までずっとサッカーをやっていたのですが、スポーツメーカーの仕事で関わるアスリートたちの姿に触発されて、「自分もJリーガーになる夢をもう一度追いかけたい」と思い、会社を辞めました。

25歳で退職して、29歳ぐらいまでの約4年間はアルバイトをしながらJリーガーを目指す生活をしていました。

――その後、井上石灰工業へ入社されたんですね。

谷田さん:はい。高知だけで仕事をするのではなく、もっと広い範囲で県外や海外を相手に仕事をしている会社がいいなと考えていたときに、井上石灰工業を知りました。

面接を受けたときに、社長の井上が「経営をするうえで大事にしているのは、世の中に貢献することだ」と言っていて、それに強く共感して入社を決めました。

――今はどういった業務をしていますか。

谷田さん:私は入社して7年目ですが、農薬と肥料を販売する部署で、マネージャーとプレーヤーを兼任しています。

部署の仕事をどんな風に進めていくか、部下をどうやってまとめていくかを考える仕事が中心ですね。

扱う商品は「ICボルドー」という果樹向けの農薬で、必然的に果物の生産が盛んな地域への販売が多いという特徴があります。

お客様は9割が県外の方で出張もたびたびありますが、割合的には既存顧客7・新規顧客3で、多くが既存顧客へのルート営業です。

「ICボルドー」は業界での知名度があるので、新規のお客様もたいてい名前を聞いたことあるという反応をいただけるんですよ。

商品を知ってくれているという意味では、新規のお客様に接するときの最初のハードルはそれほど高くないと思います。

徹底した顧客目線が井上石灰工業の魅力

――井上石灰工業さんのいいところを教えてください。

谷田さん:企業理念にもあるように、お客様のお役に立つことをやりがいとしているところです。

顧客目線で「どんなことをしたら役に立つか」というのを常に考えているのが、当社のいいところだと思いますね。

営業の世界では、ノルマや数字がすべてで「それを達成するためにはどんな手を使ってでも」という業界もあるみたいですが、当社にはそれは一切ありません。

まずはお客様のお役に立って、その結果として売り上げが上がる状態を実現している会社です。

――そんな魅力ある会社で働く中で、谷田さんが今後挑戦したいことは何ですか。

谷田さん:実は、当社はメーカーにもかかわらず、新しい商品がもう10年くらい出ていないんです。

業界で一定の地位を築いていると言っても、やはりメーカーとしては新しいものを作っていく使命があると思っています。

ですから、今後の目標は新商品を世に送り出すことです。

その結果として部署の売り上げを増やしていけたら、その商品がお客様にとって必要とされたということですから、真の意味で世の中へ貢献できたと言えると思います。

休日はしっかり休んで仕事への英気を養う

――谷田さんはプライベートの時間はどのように過ごされていますか。

谷田さん:私は子どもが3人いるので、休みのときは家事育児がメインですね。

昔はプライベートはサッカーをやっていたんですが、子どもがまだ未就学児ですので、今はなかなかそういう時間もとれなくて。

子どもと遊ぶときは、公園とか香南市のアクトランドに出かけることが多いです。

――仕事は基本的に土日がお休みなんですね。

谷田さん:そうですね。出張があっても土日はしっかり休めます。

たまにお客様が農家さん向けの展示会などのイベントを開催することがあって、そういうときは休日出勤しますが、それも年に2回ほどです。

もちろん、休日出勤した場合の振替休日もちゃんとあります。

――営業さんは休みの日もお客様から電話がかかってくるなんて話も聞きますが、その点はどうでしょうか。

谷田さん:当社のお客様は土日がお休みのところが多く、電話がかかってくることはほとんどないので大丈夫ですよ。

プライベートと仕事の時間をしっかり分けられる会社だと思います。

求める人材像は「柔軟な発想で行動できる人」

――営業職を募集するうえで、どんな人と一緒に働きたいと考えていますか。

西垣さん:求める人物像としては3つあります。

1つ目は、農薬か自動車関係のゴムの添加剤を売っていただくことになるので、農業あるいは自動車に関心がある方です。

2つ目は、当社の社長もよく言っている、好奇心旺盛で積極的に行動できる方です。

農薬や自動車は、時代や世界情勢によって変動が激しい業界ですから、時代の流れに関心を持ち、状況に応じた行動を取れる方が好ましいと思います。

3つ目は、広い視野と柔軟な発想力を持つ方です。

当社の営業職では、将来的には広い範囲の担当地域や担当国を持つことになります。

担当者がその範囲内の販促方法を決める必要があるので、広い視野で情報を集めなくてはなりません。

どうやって自社の商品を広めていくかを柔軟な発想で実行できる方を求めています。

――谷田さんはマネージャーおよびプレーヤーとして、どんな方と一緒に働きたいですか。

谷田さん:行動力がある人がいいですね。

慎重な人と楽観的に勢いで取り組む人、どちらもいいと思いますが、どちらかと言えば楽観的な人が欲しいです。

というのも、弊社の商品は長い間安定した地位を保っていて、これ以上慎重になると何もできなくなるのではと個人的に心配しているからです。

今の状況を打ち破るようなアグレッシブな人とぜひ一緒に働きたいと思います。

――慎重すぎて行動に移せないよりは、多少失敗してもどんどん動いて経験を積んで欲しいということですね。

谷田さん:はい。ちょっとやりすぎくらいがちょうどいいかもしれません(笑)

出張が多い仕事ではありますが、そのぶんお客様に必要としていただけるやりがいがあります。

新しく来ていただく方にはこういう仕事を任せるんだというイメージもありますし、研修制度もしっかり整っていますので、安心して入社してもらえたらいいなと思います。

 

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ライターの感想
石灰業界で安定した地位を持ち、多くのリピーターを獲得している井上石灰工業さん。 130年以上にわたるお客様目線への徹底したこだわりが、信頼と実績を裏付けていると感じました。社員に対して充実した研修制度を用意し、先輩から後輩へ教える風土が根付いている点も非常に魅力的で、誰もが活躍できるフィールドのある会社だと思います。
この記事を書いた人
崎山めぐみ

崎山めぐみ

言葉で人と人のご縁をつなぐことを目指し、「ことのは舎」の屋号で活動するWEBライター。地元・高知が大好きな2児の母。
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