PRODUCT FIRSTを掲げて追求していく。高知オフィスを設立した「DONUTS」の強みとは

企業のバックオフィスを支えるクラウドサービス「ジョブカン」を筆頭に、さまざまなWebサービスを展開する「株式会社DONUTS」。

インターネットを通じて、世の中の時流を変えることに挑戦しているDONUTSは、日本だけでなく、韓国・タイにも拠点を持つ急成長中のIT企業です。

そんなDONUTSが2021年2月に、東京・京都に続き、国内3拠点目となる高知オフィスを設立しました。

今回は、高知オフィス長である山下さんと、ジョブカンCSグループリーダーである味噌さんにお話を伺いました。

プロダクトをつくる最強集団


左が味噌さん、右が山下さん

ーーさっそくですが、DONUTSとはどのような会社ですか?

山下さん:大きくわけて、ゲーム、ミクチャ、ジョブカン、CLIUSの4つの事業軸があります。
ITスタートアップ企業として、1つの領域にとらわれずにいろいろな事業を展開しています。

その他にも、出版メディア事業や各事業に紐づくサブ事業も展開していて、新しいことにどんどん挑戦していく企業ですね。

ーー公式サイトには最高のプロダクトを作る集団という言葉がありますよね。

山下さん:はい、「PRODUCT FIRST」というビジョンを掲げて全社で取り組んでいます。

ーーPRODUCT FIRSTというのは具体的にどのようなものなのでしょうか。

山下さん:IT企業にとって最も重要なのはプロダクトです。世の中にインパクトを与えるためには、経営力ではなく優れたプロダクトが必要だと思っています。

我々はITの会社なので、プロダクトを追求することで事業が大きくなっていくという考え方です。

お客様や利用している人の声をしっかりと聞いて、プロダクトをよくしていこうという意味が込められています。

ーー幅広く事業を展開していると思いますが、会社として「これはやる」「やらない」などの事業領域は決められているのでしょうか?

山下さん:ないですね(笑)
創業者の西村、根岸は、連続起業家のイメージです。

会社を作っていくという考え方ではなくて、DONUTSという枠の中で新しいことを作っていくという感じで事業を展開しています。

ーーなるほど。会社として目指しているゴールはあるのでしょうか?

山下さん:ゴールはないと思います。
たぶんこれからもいろんなことをやっていくだろうと思いますね。

核となる事業が4つありますが、5つめの核となる事業が生まれる可能性もありますし、、既存事業をさらに成長させるためにぶら下がっていく事業も生まれるのかなと。

ーーいくつも事業を立ち上げて、シナジーが生まれたものを業種問わずやっていく企業集団ということですね。
その中でも高知では「ジョブカン」がメインだと思うのですが、どういったサービスですか?

山下さん:ジョブカンは一言でいうと、企業様のバックオフィスの業務を最大限に効率化するために、IT技術を使ってサポートするサービスです。

バックオフィスというのは、勤怠管理や給与計算、人事管理などのことで、企業様に必要な業務をジョブカンというブランドを通して提供しています。

利用者数が累計10万社を達成した「ジョブカン」の強み

ーー勤怠管理や給与管理は昔からありますし、多くの企業がすでに使っていますよね。
ジョブカンの特徴を教えていただけますか?

味噌さん:ジョブカンの強みは、入社から退職まで従業員の一元管理ができることですね。

ジョブカンを使えば、100人の従業員を1人で管理できるようになることを目標としてお客様にご提案しています。

たとえば、給与管理している人や勤怠管理をしている人など、複数の人がコーポレートに関わっている状態から、管理者を1人に集約してマネジメントできるシステムです。

人事労務の人は、一日中業務が詰まっていて、かつ入社時期、給料日、年末調整など、季節ごとに業務内容が変わっていきます。

毎日手計算で業務をしていると、ミスが許されない作業なので負担もかかりますが、ジョブカンを使えば、ミスを減らせます。

バックオフィスの業務をまるっと1人でできるので、効率化になり、人件費の削減にもつながります。

ーージョブカンはどのくらいのユーザーがいるんでしょうか?

山下さん:2010年にリリースしてから現在で累計10万社です。

一番多いのは勤怠管理で使っていただいていますね。どの企業でも労働基準法に合わせた従業員の勤務データを管理する義務があります。

ーー10万社とはすごいですね。なぜここまで伸ばせたのでしょうか?

山下さん:サービスの単価が手頃なことが大きいと思います。
あとは企業様にトライアルをしてもらって、今後も使うかどうかをしっかり見てもらえるサービスだからかなと思います。

クラウド上でですべての業務を完結できるので、コロナ禍でも注目された側面はありますね。

味噌さん:導入のしやすさや価格帯は強みだと思います。
世の中のDX化も追い風になったと思いますね。

東京オフィスと同じ環境を高知オフィスで作る

ーー高知県内でのメイン業務を詳しく教えていただけますか?

山下さん:基本的には東京の仕事と変わりません。
東京の仕事を高知に移管することが最終目的なので、カスタマーサポートやセールス、エンジニア、すべての職種で体制を作ろうとしています。

高知に進出した1つの大きな理由は、事業の分散化のためです。
何か起きたときに東京じゃなくてもオペレーションを回せる状態を目指しています。

10万社以上の顧客がいるため、事業の継続性を考えると、東京から離れた場所でやることが大切だと考えています。

ーー東京でやっていることを高知でも連携してやっていくんですね。
高知での働き方や高知オフィスをどんな場所にしていきたいなど個人的な思いはありますか?

山下さん:IT業界って働く場所にとらわれない働き方が唯一できる職種だと思うので、そのメリットを生かしてやっていきたいですね。

それと同時に高知の県民性も大事にしていきたいと思っています。

ーー高知の県民性とはどんなものでしょうか?

山下さん:東京の人は、人と人との関わり合いをあまり重視しない人が多い印象です。
仕事とプライベートをきっちりわけているというか。

高知の人は、人とのつながりを大事にしていると感じます。
地方としての大きな特徴かなと思うので、そういう部分を大事にしたいですね。

ーーDONUTSにこんな人に来てほしいなど、どのような人材を求めますか?

山下さん:先ほど説明したようにPRODUCT FIRSTというビジョンを掲げているので、プロダクトを追求する気持ちがある人に来てほしいです。

そして、高知の立ち上げ時期なので、高知オフィスを盛り上げる気持ちがある人ですね。

味噌さん:自分の仕事だけでなく、周りを見ながら会社を大きくしていく意欲がある人に来てほしいです。

高知オフィスを3〜5年後に100人にするイメージをもって動ける人、自走力、発想力、元気がある人がいいですね。

ーー働き方や処遇に関してはいかがでしょうか?東京本社と異なる部分はありますか?

山下さん:東京と高知で評価の軸は変えていないので、頑張ったら当然昇給のチャンスはあります。

昇給なのかインセンティブなのかを両軸で見て判断しています。

ーーそうなんですね。キャリアを積めばしっかり評価してもらえるのは、社員の大きなモチベーションになりますね!

DONUTSにはベンチャーならではのスピード感がある

ーープライベートやお休みは何をされるんですか?

山下さん:高知に来てからはレンタカーを借りて海に行ったりアクティブに動いていますね。

もともと野球選手だったこともあり、体を動かすことができたらいいなと思っています。
温泉とかサウナも好きで、以前は関東の温泉を周ったりもしていました。

ーー高知では野球はやらないですか?高知は野球チームがある企業がすごく多いんですよ。

山下さん:まだ環境がないのでなかなかできないですけど、チャンスがあればやりたいですね!

そういえば昨日も町でユニフォームを着ている人を見ました。

ー味噌さんは東京出身だそうですが、東京にいるときは何をされていたんですか?

味噌さん:14年間アパレル業界におり、2社経験しています。
新卒で入社して、個人商店のような小さい会社に勤めていたんですが、30歳すぎてこのままだと体力的にもキャリア的にもしんどいなと思い、内勤に振り切って転職をしてIT業界に入りました。

ーーだからおしゃれな雰囲気なんですね!

味噌さん:いやいや!
アパレルは見た目よりも肉体労働で、ダンボールをさばく技術が高くなったくらいです(笑)

ーーお二人はDONUTSに入社されて何年目ですか?

味噌さん:私は1年ちょっとです。

山下さん:私は2年です。

ーーそうなんですね!入社して1〜2年で高知オフィスの立ち上げに携わられて1年1年が濃厚ですね。
プロジェクト仕事でもプライベートでもいいんですが、高知でやりたいことや今やっていることはありますか?

味噌さん:私は前職でもカスタマーサポートの責任者をしており、沖縄にオペレーションセンターがあったんです。

入社して間もない頃から「ジョブカンCSも拠点分散されるといいかもしれない」と話していたことを実現できたことがうれしいです。

今後はそれを本格的に形にしていくことが今一番やりたいことですね。

軽い立ち話がいつの間にか進むことはこの会社のいいところだなと思います。

ーーすごいスピード感がありますね。

味噌さん:はい、入社してから1年くらいでこの話が実現できたのですごいですね。

ーーお二人から見てDONUTSはどんな会社ですか?
IT企業とひとくくりにしても社風や文化は異なると思いますが、いかがでしょうか。

山下さん:本当にスタートアップの会社だなと思います。
創業者である西村と根岸のカリスマ性も凄いですし、自己資本比率100%にこだわり、外からのお金をいっさい受け付けていません。

それによってスピード力が生きているので、意思決定はどこよりも早いと思います。
新しいことにチャレンジできる環境を作り上げているところは、他にはマネできないと思いますね。

味噌さん:今は中途採用のメンバーが多いですが、その人たちがもっているキャリアがほぼほぼ仕事に生かされています。

自分がもっているスキルを活かしたいと思っている人にとっては、とてもハッピーな職場だと思います。

ーーDONUTSはここが大変かもな、こういう人には合わないだろうなと思うところはありますか?

味噌さん:マニュアルがないと動けない人には厳しいかもしれません。

山下さん:そうですね、本当にそこだと思います。

味噌さん:自分で考えられる人材じゃないと難しいですね。
カスタマーサポートはアルバイトも多いグループですが、アルバイトの方にも業務効率化や組織貢献などはきちんと考えて行動してもらいたいと思っています。

雇用形態関係なく、グループとして全力のパフォーマンスを求めているので、仕事に責任をもてる人でないと難しいかもしれないですね。

高知No.1のIT企業に

ーー最後にこれからの高知オフィスの目標はありますか?

山下さん:代表の西村が「高知でNo.1のIT企業になる」と言っていて、私もそうしたいと思っています。

でも1人の力では無理なので、チーム全員でやり遂げたいです。

高知を盛り上げたい、会社として高知No.1になりたい、その2つを持ち合わせている人にぜひ来てほしいです。

味噌さん:「高知にはDONUTSがあるよね」と言ってもらえる会社になりたいですね。

ーーこの会社に入れば大丈夫だろうと安心できる会社が増えるのは、高知にとってすごく重要だと思います。
ありがとうございました!

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ライターの感想
お話を聞いて、お二人がのびのびと働かれている姿を感じ取れました。 ベンチャー企業だからこそのスピード感や挑戦のしやすさがあるんだろうなと感じました。 高知で1番のIT企業を目指しているとのことで、高知県民の1人としてとても期待しています。
この記事を書いた人
Haruhi Takahashi

Haruhi Takahashi

愛知から高知県梼原町に移住。フリーのwebライター。 田舎暮らしを満喫しています。
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