2018年、高知市葛島に落成した本社屋。
今回は、設立4年目で年商4億円のベンチャー企業「株式会社のびる」社へ取材しました。
代表取締役の公文社長、営業部の藤丸さんにお伺いしました。
左が公文社長、右が藤丸さん
“のびる”とは
–本日はよろしくお願いいたします。
公文社長・藤丸さん:よろしくお願いします。
–早速ですが、御社の事業内容について教えてください。
公文社長:当社は主に建築塗装と防水工事をやっている会社でして、リフォームもやらせていただいています。
–具体的に何へ塗装をされるのでしょうか?
公文社長:そうですね、公共施設、商業向けの大きなビルや小中規模の建物、一般住宅まで幅広く塗らせてもらってます。
–ありがとうございます。今会社の社員数は何名でしょうか?
公文社長:全部で8名です。営業が2名、管理が2名、職人が3名と事務が1名ですね。
–設立5年目で社員8名、年商が4億円はすごいですね!
公文社長:名前の通り順調に“のび”てます。笑
とは言え、まだまだ目指す先はありますよ!
–その社名“のびる”に込められた思いをお教えいただけますでしょうか。
公文社長:地面から上へ上へのびている植物の「つくし」をイメージしていて、会社一丸となって成長していこうと。
また、誰からも親しまれ覚えてもらいやすい平仮名で付けました。
最初は会社のロゴにつくしを使っていたのですが、少しイメージと違ったので(笑)今はのびるの「の」からデザインしています。
–確かに、塗装屋さんのイメージとは違い柔らかい印象があります。
少し話は変わりますが、のびる社としてのゴールとは何でしょうか?
公文社長:ゴールということでは定めてないです。
もちろん夢や目標を定めてそれに向かうことは大事で、5年・10年後の目標は決めていますが、自分も含めて社員やパートナー皆が成長し、向上することですね。
—のびる社で関わる全ての人が幸せになり、充実した人生になってもらうことが目標ということですね。
入社のきっかけと営業について
–続いて藤丸さんについてお伺いしたいのですが、どのようなお仕事をされているのでしょうか?
藤丸さん:主に営業をしてます。戸建から賃貸住宅の塗装の提案をメインで、個人宅や不動産会社・不動産オーナーへ訪問してます。
まだ入社間も無いので、いろいろと経験させてもらってます。自分でチラシを作って、ポスティングもしています。
公文社長:まずは営業の基礎とか原点を経験してもらってますね。
未業界からなので最初からすぐ営業が取れるとは思ってないですし、まず地道にコツコツと仕事をしてもらって、そこで得られるニーズが大事だと思ってます。
–すごく大事なことですよね。ちなみにご転職で入社されたとのことですが、前職はどのようなお仕事をされていたのですか?
藤丸さん:扱う商品は全然違うのですが、同じ営業をしていました。新規開拓からルート営業をしていました。
–なぜのびる社を選ばれたのでしょうか?
藤丸さん:知人を通して紹介いただいて、最初に社長に会って話したのですが、会社や社長の思いに共感して好印象でした。
なのでぜひお世話になりたいと思いました。
–思いに共感されたとのことですが、具体的にはどんなところでしょう?
藤丸さん:最初に話がありましたが、社員一人一人が責任感を持って、チャレンジし、共に成長できることを目指す、そういったところに共感しました。
あとは仕事に対してプライドを持って取り組むことで、仕事だけでなくプライベートへの充実に繋がると思いました。
そんなきっかけで龍馬マラソンに社長と出ることにしました。
公文社長:全然練習できてないですけどね。笑
–そうなんですか!私も出るので頑張りましょう!笑
1階の倉庫にあるペンキ類
会社が旅費の全額負担でバリへ社員旅行?!
–話は変わりますが、藤丸さんは高知ご出身ですか?
藤丸さん:はい、高知出身です。大学で広島に行って、そのまま広島で就職して岡山や香川に転勤してました。
–お仕事以外のお休みの日は何されてますか?
藤丸さん:そうですね、ずっとスポーツをやっていてサッカーとかフットサルをしてます。
あと、休みの前日は遅くまで飲みに行ったりします。
–お酒が好きなのですね!会社で飲み会やスポーツはされるのでしょうか?
藤丸さん:飲み会は結構多いですね。
公文社長:月に2・3回は行ってますね。意見交換会ということで。笑
結構イベントは多くて、実はよさこいをやっていたりもします。
–えっ!?よさこい祭りに出られてるんですか?名前を見ないような、、、
公文社長:実は嫁さんが、Rouce(ルーチェ)って言う美容室をやっていて、その名前で出しているよさこいチームに“のびる”としても手伝ったり踊ったりしてます。
2018年のよさこい写真
–そうなんですね!全員でしょうか?
公文社長:全員ですね!仲が良いんですよ。
あと、花火大会「土佐横浜みなと未来祭り」にも参加してます。年に1回旅行も行ってますよ!
–へぇ!すごいですね。楽しそうです!旅行はどちらに行かれるんですか?
公文社長:会社全額持ち出しで、去年はバリにいきました。
やはりみんなで会社を成長させているので、会社を休みにしたりで大変ではありますが大事にしてますね。
今年は北海道にしようかなと考えてます。
–何とも羨ましい限りです。。。
未経験でもいい。一緒に会社を成長させる意欲のあるひとがいい。
熱く語る公文社長
–これから会社の成長をさらに促進される為人材を募集しているとのことですが、何名ほど増員される予定ですか?
公文社長:5年で会社全体で20人ですね。今8名なので、プラス12名を増員する予定です。
売上目標は10億円です。職人と営業を募集しています。
–20人で10億円はすごいですね!
公文社長:当然並並ならぬ努力とクリアしないといけない難題はあります。それにはやはり“人”が必要です!
–そうですよね。そこで求める人物というとどんな人になるのでしょう?
公文社長:未経験からで良いんですよ。やる気さえあれば。
ホームランバッターというよりは、地道にコツコツと仕事ができる人がいいですね。
営業でも職人でも、これから一緒に成長していくという意欲がある人がいいですね。入れば絶対仲良くやっていけると思うので。
–仲良くやる秘訣はあるんでしょうか?
公文社長:なんか自然に仲良くなっていってますね。
藤丸さん:そうですね!1階が倉庫で2階が事務所ですけど、職人さんも普通に上がってきて仕事に関係ない話もするくらいです。笑
会話が多い職場です。
社内に飾られている懇親会の写真
–コミュニケーションが活発なんですね。就業時間はどうですか?
藤丸さん:8:00〜17:00ですね。
–結構残業はある方ですか?
藤丸さん:営業なので必要があれば残りますが、そんなに毎日長くいることはないですね。
公文社長:無理にってことは一切ないですね。僕自身が一番早く帰ってますし。笑
僕がいると帰れない人もいると思うので、早く帰るようにしてます。
人数に対して、一人一人の生産性がないとなかなか難しいと思いますが、その点はどうお考えでしょうか?
公文社長:当然会社として生産性を上げる努力はしながらも、新しい事業などを考えています。
今は無理でも、そういったことを一緒に考えて実行できるような人と働けたら嬉しいですね。
塗装ベンチャー企業の今後の展望とは
本社2階フロアー
公文社長:売上を伸ばす為に、まずは高知で基盤を固めていき、県外への進出もそうですが新規事業など視野を広げてやっていきます。
そういう意味でも、ここ“のびる”で働く楽しさってあると思います。
それに、売上が上がれば社員にもしっかり還元していく会社にしますね。
だってみんなで創っている会社なので。
–ちなみに今の評価はどのようにされているのでしょう?
公文社長:年に1〜2回に、賞与で評価しています。
–藤丸さんのやりがいや今後の夢・目標はありますか?
藤丸さん:やりがいは、大きい企業とは違って、何事も自分に任せていただけること。
縦割りの分業とは違い、自分でやったことがそのまま自分に返ってくるので、大変なこともありますが成功も自分次第です。
夢は仕事で頑張って、ゆくゆくは海外でリタイア生活を送りたいです。笑
仕事と遊びをくっつけた遊びができたら最高ですね。
–仕事と遊びをくっつけれたら良いですよね。
公文社長、改めてになりますが、会社にとって何を一番大事にされていますか。
公文社長:やはり社員一人一人が、成長意欲を持って充実しながら働けることですね。
会社って一人一人の集まりなので、皆が充実してれば、自然と会社も成長すると思います。
とにかくやりがいを持って仕事をしてもらえることです。
<企業理念>
感謝・想像・挑戦の心を常に持ち、未来の夢に向かって、人と共に成長し続ける企業として社会に貢献します。