建設業の会社とは思えないお洒落なエントランスと商談スペース。
今回は、よさこい祭りに毎年参加されている、高知市北本町に本社を構える和建設株式会社にお伺いしてきました。
本社2階商談スペース
本日は、ビ・ウェル事業部の責任者西谷さん、工事部の岩井さんにお話をお伺いします。
「かのう」の仕事とは
-本日はよろしくお願いします。早速ですが、お二人のお仕事内容についてご説明いただけますでしょうか。
西谷さん:はい、私は“ビ・ウェル”という当社のブランドである分譲マンションの販売、営業をしてます。
本社の隣にあるマンションギャラリーに基本的にいて、主にお問い合わせいただき、ご来場いただいたお客様のご応対やご案内をしています。
左「ビ・ウェル播磨屋」、右「ビ・ウェル播磨屋弐番館」
岩井さん:私は建設現場での施工管理、いわゆる現場監督をしています。
和建設は戸建事業もやっていますが、私は鉄骨やRC(鉄筋コンクリート)の建物をやってます。
-ありがとうございます。具体的にはどんなお仕事の流れになるのでしょう?
西谷さん:そうですね、先ほどご案内をするとお話しをしましたが、実は契約後のお部屋のプランニングにすごく時間をかけています。
7〜10回くらいは打ち合わせをして、お客様のライフスタイルや人生設計などを引き出し、お客様それぞれにあったお家を一緒に作っているような感じです。
言わば注文住宅と同じ感じでしょうか。ビ・ウェル自体が、オーダーメイドを売りにしているので、面積は一緒でもお部屋の中身はそれぞれ違います。
ビ・ウェル事業部 責任者の西谷さん
-すごくやりがいがありそうですね。営業といえば集客も大変と思いますがその点はどうされてるのでしょう?
西谷さん:実は集客はさほど重点においていません。
と言うのも、集客をしなくても自然とお客様が来ていただけるような営業手法を取っていますので。
-それは興味深いですね!具体的にどのような手法なのでしょう?
西谷さん:企業秘密です。笑
一つ言えるのは、ブランディングとオーダーメイドという独自性と思います。
-確かに、ビ・ウェルって早い段階で完売されてるイメージです。
岩井さんのお仕事はどうでしょうか?
岩井さん:私は現場監督なので、1〜2年くらいの期間でその時の仕事先が変わります。
場所が決まれば現場事務所の準備から始まって、日常業務では「朝礼→工程や品質の確認→協力会社さんとの調整」という感じです。
工事部 岩井さん
-外でする仕事というよりは、デスクワークが多くなるのでしょうか?
そうですね、写真を撮ったり外の確認作業もありますが、基本的には事務所内で調整するのがメインの仕事になります。
-へぇ!少しイメージと違いました。
岩井さん:調整がうまくいかないと全てが狂ってしまうので。パズルを組み込むような感じですね。
内覧会まで施主と会うことはないので、営業さんからいただいた図面を基に違いがないか全体的に見ていくことが仕事になります。
西谷さん:僕らもそんなに現場へ行くことはないので、約束までに想い描いていた形にしてくれると信じて待つしかないです。笑
やはり、工期の約束はお客様との約束事でもありますのでね。
岩井さん:なので、正直な話をすれば当然忙しい時期には、休日や時間外に仕事をすることもあります。
-どの仕事に関しても同じことが言えますね。早く帰れることはあるのでしょうか?
岩井さん:そうです。なので、工事が終わってから次が始まるまでの落ち着いた時期は、残業をせずに帰れることはありますよ。
工事現場イメージ画像
レコードとドローン
-ちなみにお二人はお休みの日はどのように過ごされているのですか?
西谷さん:私は営業なので平日休みになるのですが、最近レコードを集めることにはまっていて、家で音楽を聴きながら過ごしてます。
あとは会社の近くにフィットネスクラブができたので、「運動してサウナに入って」が習慣になってますね。
-レコードはどんな音楽を聞かれるのですか?
西谷さん:洋楽ロックから入って、ビートルズ、エリッククラプトン、エアロスミス、カーペンターズなどいろいろですね。
店員さんと仲良くなって、JAZZのおすすめを教えてもらって聞いたりもしますね。
-音楽いいですね!お子さまはいらっしゃるのでしょうか
西谷さん:一人娘がいます。休みが合わないので、中々一緒に過ごせないのですが、イベント毎にはしっかり休みを取って参加してますね。
そういった家族のことでの休みは土日でも取りやすい環境や理解があると思いますし、部下が取りやすいよう私自身が取ってます。笑
-そのような時に休みを取れるのは大事ですね!岩井さんはいかがですか?
岩井さん:僕はゲームが好きで、PS4をやったりします。あとは、車とかバイクをいじるのも乗るのも好きですね。
-ゲームは何されるんですか?
岩井さん:バイオハザードとキングダムハーツです。笑 子どもとは、Nintendo Switchをします。
-SHIFT PLUSの社員と話が合いそうですね!笑 お子さまとはゲーム以外に何をされるのでしょう?
岩井さん:そうですね、最近ドローンにはまっていて、一から部品を集めて作ってます。
僕はドローンで、子どもはラジコンって感じで外で遊んでます。
-元々、何かを作ったり、動かすことが好きなんですね!ありがとうございます。
天候・安全・調整、そしてハマる時
-少し話は戻りますが、仕事をされる中で大変なことってどんな時でしょうか?
岩井さん:天候に左右されてしまうことですね。
高知は台風が多い為、その都度足場のシートを剥がしたり、また調整が必要になったりしますので、、、
何か飛ばないかとか事故に繋がらないよう気を使いますね。
あとは安全第一ですので、とにかく事故の無いように勤めてます。
施工事例:高知県立大学 池キャンパス
-いろいろな要因がありながら、予定通りに建てる為の調整業務が大変なのですね。嬉しい時はどんな時でしょう?
岩井さん:やはりその調整が上手くいって、ガチッと予定通りにハマった時ですね!
パズルが上手くはまったみたいな感じです。
もちろん建物が完成した時なんかも嬉しいのですが、「よっしゃ大きいの建てたぞ!」というよりは、「何とか無事に予定通り終えられた!」というような、安心感の方が強いです。笑
推さない営業スタイル
-西谷さんはどのようなことが大変でしょうか?
西谷さん:たくさんありますが、同じく天候で大変だった時はありますよ。
モデルルームを建てて、いざオープン!という時に台風がきて、予約はあったのに来訪なしですとか。笑
-それは辛いですね。笑
西谷さん:あと当社の接客スタイルが、「押して押して」ではなく、とにかく気に入っていただけるような接客を心がけているので、それまでの過程をしっかり考え、作り込むことは簡単ではありません。
同時に、事業として売れないといけないプレッシャーというのはありますね。
-「推さない営業スタイル」って良いですね。
2018年「わっとFES」の写真
-またたくさんのヒトやご家庭と接点を持たれると思うのですが、何かエピソードはありますか?
西谷さん:それはもういろいろなタイプのお客様がいらっしゃるので色んな話があります。
どのような家にしたいか引き出すのが仕事ですので、無口な方、逆にものすごい喋る方などいる中で、「いかに笑っていただけるか」「どうしたらもっと興味を持っていただけるか」など引き出しをいろいろと考えています。
とにかく次に来ていただける営業を心掛けていて「ビ・ウェル」というブランドが、気付けば愛され、住みたい!と思ってもらえるようになれば良いですね。
一緒に働きたいと思う人は
西谷さん:やはり、お客様の人生に関わる大きな買い物のお手伝いをさせていただく訳なので、しっかり責任感のある方がいいですね。
何か別の業種でのご経験でも構わないと思っています。
-人生最大の買い物となる訳ですからね。なるほどです。
岩井さん:ベタにはなりますが、元気な人がいいですね。
やはり現場に出ていろいろな人と接することがありますし、元気に挨拶ができてコミュニケーションが取れる人が向いていると思います。
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