IT業界への近道!ITパスポート試験を一発合格した私が語る、勉強のコツ

過去2回「ITパスポートやMOSで不安解消。IT未経験者にこそおすすめしたいIT資格!」、「インサイドセールスやテストエンジニアなど。未経験でもチャレンジしやすいIT業界の職種とは?」に渡って、未経験でIT業界への転職を希望する場合、「まずはITパスポート試験の勉強をしてみましょう」とお伝えしてきたBUNTAN編集部!

わたしたちがここまでITパスポート試験をオススメする理由は、ずばり、ITパスポート試験の合格は、転職に有利に働くことが多いからです。

そこで今回は、実際に受験し合格した私(花村)が、ITパスポート試験を一発合格するために、押さえておいていただきたいポイントを実体験に基づきご紹介します!

 

①期日の設定

まずは期日の設定です。ざっくりでもいいので、いつ頃までに試験に合格しておきたいのかを決めましょう。期日を設定することで、目標に向けた行動や計画がより具体的になります。

ここで気を付けていただきたいのは、期日の設定をあまりにも先にしてしまうと(例えば来年の今頃など)、モチベーションの維持が難しくなり、学習意欲が低下してしまう可能性がありますので、3~4ヶ月先あたりを設定するのがよいでしょう。

➁試験の申込み

大体の期日が決まったら、受験する日も決めてしまいましょう。

受験日については、「ITパスポート試験」情報処理推進機構のトップページから「試験開催状況一覧」という項目をクリックし、お住まいの地域や会場を選択して試験日を確認することが可能!

本日から4ヶ月先までの空き情報が掲載されていますが、週末は埋まりやすい傾向にありますので、ギリギリになって「希望の試験日に空きがない」などということにならないよう、早めに申込みをしておくと安心です。

③テキストを購入する

ITパスポート試験のテキストには色々な種類がありますが、書かれている内容にそこまで大きな違いはありませんので、書店や通販サイトで中身を簡単に確認し、自分に合いそうなものを1冊購入しましょう。価格は2,000円前後です。

ちなみに私は、いちばんやさしいITパスポート絶対合格の教科書+出る順問題集の2023年度版を購入しました。

④いよいよ学習スタート

まずは軽い気持ちで一冊通読してみましょう。一回目の通読では、ITパスポート試験の出題範囲や、どれくらいの深度で学習すればよいのかなどを把握する程度で構いません。じっくり読み込まず、難しいところは飛ばして先に進み、二週目からテキストに沿って学習を進めていきましょう。

繰り返しの通読だけでは記憶することが難しい場合は、ノートに書くのも有効です。私は読むだけではなかなか覚えられなかったので、時間が取れる週末にはノートに書いて覚えていました。

また復習ノートも作っておけば、重たいテキストをいちいち持ち歩かなくて済みますし、いつでもどこでも学習ができオススメです。

⑤勉強時間の確保

「申込みもしたし、テキストも購入したけど、仕事が忙しくてなかなか勉強時間を確保できない」とお考えの方も多いでしょう。その場合、限られた時間の中で効率よく勉強するために、日常生活の中での時間の使い方の見直しが必要です。私の場合、平日は通勤時間や昼休み、夕飯後のくつろぎタイムなどを勉強時間に当て、週末は2~3時間ほど集中して学習を行いました。

「仕事の後は疲れているので勉強はちょっと、、、」という方には、朝活もオススメです。いつもより1時間早く起きて学習時間を確保しましょう。

また一説では、SNSを見ている時間は1日平均30分~1時間程度なのだとか。このSNSタイムをテキストタイムに替えることで、勉強時間を確保することも可能です。ITパスポート試験に一発合格するために、少しの間だけSNSから離れてみてはいかがでしょうか。

⑥休憩時間もしっかりとる

長時間勉強を続けると、どうしても集中力が低下してしまいますよね。座りっぱなしの状態は身体にもよくありませんので、こまめに休憩をとりましょう。

特に軽い運動は、身体をリフレッシュさせたり、集中力の回復にも役立ちますので、ぜひ取り入れてみてください。私の場合は、好きな音楽を聴きながら近所の公園まで散歩することが一番効果的でした。

その他、自分の好きな香りの紅茶を淹れてみたりなども効果的です。いろんな方法を試してみて、アナタにぴったりの休憩方法を考えてみるのもオススメです。

⑦過去問をひたすら解く

試験の1ヶ月前あたりから過去問を解いていきましょう。過去問を解くことで、自分の弱点や不得意な分野を発見したり、理解度や実力を客観的に評価することができます。間違えた問題はしっかりと復習し、全ての分野で正解率を80パーセント程度にまで上げておけば、ほぼ間違いなく合格できます

また試験は120分で100問出題されますので(令和6年4月現在)、効率的な時間配分や問題の解き方を身に付けておくことも重要です。ネットで検索すれば無料で使えるITパスポート試験の過去問サイトが出てきますので、ぜひ利用してください。

ITパスポート試験の公式サイトには、試験で実際に使用する画面の操作説明や、疑似体験ソフトウェアが公開されています。試験の雰囲気や出題形式に慣れることができますので、こちらも事前に確認しておくとよいでしょう。(Windowsのみ対応)

⑧前日は早めに寝る

勉強不足を補おうとして試験前夜におそくまで勉強をしてしまうと、脳が十分な休息を得られず、情報の処理や記憶の定着が効果的に行われません。

最適な状態で試験に臨むためにも、前日の夜は気になる部分を簡単に復習する程度にして、早めに就寝するのがオススメです。

ちなみに私は、あえて試験とは全く関係のない「植物の育て方」についての本を読んで過ごすことで、緊張することなく自然な気持ちで試験に挑むことができました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回お伝えした内容をぜひ参考にしていただき、ご自身に合った方法で学習計画を立て、日々の勉強を進めていっていただければと思います。

試験はいわゆる「4択」問題で、全体の60パーセント以上を正解できれば合格できるとされているので、試験対策をしっかり行い一発合格を目指しましょう。

これからITパスポート試験を勉強される方のお役に立てると嬉しいです!

求人メディアBUNTANでは、IT業界に関する求人情報を多く取り扱っています。無料の転職相談も行っていますので、まずは気軽にBUNTANにご相談ください。

 

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花村らいと

2024年4月からBUNTAN編集部のお手伝いをしています。 楽しいことが大好きで、興味があることは何でもチャレンジするタイプ。 「Work Hard, Play Harder」をモットーに、日々を真面目に楽しんでいます。
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