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高知県高知市一宮南町に本社を構える、株式会社シンテック。高知から全国へ出荷される「本物のモノづくり」企業です。社内では、健康経営やデジタル化など時代に合わせた、働きやすい環境に取り組んでいます。
今回は、総務部の二名の方と、社内や現場で活躍する研究開発部の社員の方に、シンテックが持つ “気質(DNA)” や、研究開発の “魅力や面白さ” について伺うとともに、実際に働く現場で工場見学をさせていただきました!
総務部 顧問 小坂賢一さん
総務部 課長 真鍋友さん
研究開発部 田中一磨さん
ニッチな業界で国内トップクラス!シンテックの「コンクリートポンプ」って?
ーーシンテックさんは、どんな会社ですか?
真鍋さん:土木建設機械の国内メーカーです。当社では、小型コンクリートポンプを設計・開発し、販売、レンタル、そしてアフターサービスまで総合的に提供しています。製造は、100%外注するファブレスメーカーです。
コンクリートポンプとは、生コン(固まっていないコンクリート)を送り出す機械です。
生コンを使用する場合、ミキサー車で現場近くまで運搬します。そこから実際に使用する場所まで、当社のコンクリートポンプで送り出します。当社の製品が、現場では大変な活躍をするんですよ。
ーー確かに、工事現場だと膨大な量のコンクリートを使うことになりますもんね!こちらの模型がすごく分かりやすいです。災害防止工事に、ミキサー車が到着して、シンテック様の製品で、コンクリートが使われている場所まで押し上げているんですね。小さいのにすごいパワー!
真鍋さん:定置式小型コンクリートポンプの業界では、国内トップクラスの機械メーカーです。しかし、一般の方が工事現場を見る機会が少ないので、あまり知られていないのが現状です。大手ゼネコン様から全国の土木や建設業者様まで、トンネル工事をはじめ、ダム補修や災害防止工事などの公共工事で使用いただいていますので、年間を通じて安定した収益が見込めるのが当社の魅力です。
ーー高知が本社のシンテックさんですが、高知以外にも営業所があるんですよね?
真鍋さん:人々の暮らしや社会インフラを支える公共工事は、日本全国にあります。高知で開発・製造した製品を、満足して使用いただくためにも、関東(埼玉県さいたま市)、関西(兵庫県西宮市)、九州(熊本県八代市)へ営業所を設けています。
「まるで大きなプラモデル!」シンテック研究開発部のやりがい
ーーここからは、実際に研究開発部で活躍されている田中さんにもお話をお伺いしたいのですが、田中さんは前職は何をされていたんですか?
田中さん:僕は大学卒業後、そのままシンテックに入社しました。以前はサービスエンジニアを担当していたのですが、入社2年目から研究開発部に配属になりました。
ーーシンテックに入社しようと思った動機は何だったんですか?
田中さん:実を言うと大学に入った当初は、車に関する会社で働きたいと思っていたんです。でもインターンシップ先で工事現場に行く機会があって、建設機械や重機に魅力を感じたんですよね。就職活動の時期になったときに、たまたまシンテックを知ったんですけど、大学に通う列車の中からいつもシンテック本社を見ていたんで「あー!あそこか!」って思ったのと、コンクリートポンプをつくれるって知って面接を受けました。
ーー実際に働いてみてどうですか?
田中さん:一般的な研究開発は、分業制ですが、当社はそれを一人で担当できるのが魅力です。つくったら終わりではなく、つくった後のトラブル対応をしたり大変なことも多いですが、自分で図面を引いたものが部品になり、それを組み上げていくのはやっぱりとてもうれしい。自分で考えた大きなプラモデルをつくっているような感覚です(笑)。
ーー大きなプラモデル!しかも自分が考え出したものだとすると、すごく楽しそうですね!
田中さん:あとは実際にお客さんのところに出向き、要望を聞きながら製品をカスタマイズできるのもシンテックの魅力。お客さんの顔を思い浮かべながら仕事をするので、モノづくりにより想いを込めることができます。

変化を恐れないDNA!進化を続けるベンチャー気質の所以とは
ーー真鍋さんがシンテックを選ばれた理由を教えてください。
真鍋さん:シンテックの社風とまだまだ事業に伸びしろがある点です。社内は、フラットな組織なので、意見を言いやすく、変化を受け入れてくれる環境があります。また、コンクリートポンプで培った圧送技術を活かし、新たな分野へと事業を拡大し、社員が一丸となってチャレンジを続けている点です。
ーー伸びしろですか?
真鍋さん:実際に、当社の研究開発部 田中君が設計した耐火材圧送ポンプは、発売から半年で、
ーーシンテックさんはデジタル化もすごく進んでいるとお聞きしています。
真鍋さん:当社は7年以上前からクラウド型の業務アプリ開発プラットフォームを導入し、本社や各拠点で情報連絡が取れる環境を築いています。
ーー是非デジタル化を進めたものがあったら教えてください!
真鍋さん:ほぼ全社員にスマートフォンを導入していて、社内の情報や予定の共有は、クラウド型のコミュニケーションアプリを利用しています。各部門の日報や社内アルコールチェックなどは、クラウド型の業務アプリ開発プラットフォームを活用し、デジタルで完結させています。社内書類も随時デジタル化へ切り替えているところです。今までは全て紙でやっていた作業でしたので、書く側も管理する側も本当に大変でした。デジタル化を進めることにより、作業の効率がぐんと上がっています。
それ以外で取り組んでいることは、整備作業のマニュアルを動画で
ーー今日お話を聞いていてすごく驚いているのが、創業60年以上の老舗会社さんなのに、なんでもチャレンジするというか、ある種ベンチャーのようなカルチャーが育っているなって。その理由はなんだと思いますか?
小坂さん:会長の口癖が「変化には変化で対応する」なんですよ。元々シンテックは金物店からはじまり、変化に対応しながら前へ進んできました。そんな会長の変化を恐れないDNAが受け継がれているんだと思います。
求む、機械好き!シンテックの仲間と一緒に働きませんか?
ーーお仕事のことを深ぼってきましたが、是非お二人の人柄についても教えてください。田中さんはお仕事以外では何をして過ごされていますか?
田中さん:僕は写真にハマっていて、カメラを持ってドライブによく出かけますね。つい先日は兵庫県に行って、姫路城を撮影してきました。元々カメラが好きだったわけではないんですが、会社の同僚がカメラを始めて、結果的には僕の方がハマってしまいました(笑)。機械好きが高じて、家には20台ぐらいのカメラがあります。
真鍋さん:さっき話したシンテックのマニュアル動画は、田中君が撮ってくれてるんですよ!写真上手なので、きっと動画も撮影できるなって。とっても助かっています。
ーー真鍋さんの趣味も教えてください!
真鍋さん:水泳です。ダイエットの目的で始めましたが、週に2回
ーーありがとうございます!最後にこれから一緒に働いて下さる方に向けて「こんな人に来てもらいたい」があれば教えてください!
田中さん:シンテックは上司と部下の関係が縦ではなく横のイメージが強いので、和気あいあいと話ができる人に来てもらいたいです。あとは機械好きな人。開発部だからといってパソコンでずっと作業ということではなく、現場に出てトラブル対応をしたりといったことも求められます。でも機械好きだったらきっと楽しんで乗り越えられるんじゃないかなって。
小坂さん:これは僕の持論なんですが、「3K」がある人がいいですね。これは「汚い」という意味ではなく、「向上心・工夫心・克服心」の3K。この3つを持ち合わせている方は、シンテックに向いていると思いますね。この記事を読んでくださって、「シンテックに興味がわいた!」という方は、是非気軽にエントリーしてもらえたら嬉しいです。