学生の夢を応援しながら、プライベートも充実!はたらく目線で見る、龍馬学園の先生の仕事とは?

◇ 教員経験がなくても、実務経験や専門技術を生かして働けます。
◆ 自身の人間力も磨きながら働けます。
◇ プライベートも充実できる働きやすい環境です。

高知県内に3つのキャンパスがあり、22学科を設置している高知県最大の専門学校「龍馬学園」。

学生の「なりたい!」を叶える場所ですが、それを支える先生たちはどんなお仕事をしているのでしょうか。

今回は高知市旭町にある国際デザイン・ビューティカレッジで教員として働かれている、日本語学科の蒲原さん、自動車整備科の高添さんにお話を伺いました。

ーー 「龍馬学園」さんは高知県で有名な専門学校ですが、どのような学校なのでしょうか?

高添さん:専門技術を身に付けてもらいつつ、社会に出る一歩手前の方が多いので、学校生活を通して集団生活のルールやマナーについて学んでもらう場になっています。


蒲原さん(左)、高添さん(右)

日本語も英語も通じない? 日本語学科の先生のお仕事とは

ーー 学校では、1日ずっと授業なのでしょうか?

蒲原さん:日本語学科の授業は、1年生は午前中、2年生は午後と分かれています。

大半が留学生なので、日本語学科を卒業後に進学する方が多いですね。

ーー 学生さんは、日本に来たばかりの方が多いのでしょうか?

蒲原さん:そうですね。

今年4月に入学する1年生は15名で、国でいうと、一番多いのはベトナム、他にはネパール、中国、フィリピンの方がいます。

初めは言葉が通じないので本当に大変で、身振り手振り、日本語の辞書がない言語では英語を使って翻訳することもあります。


蒲原さん

ーー 先生は何名いらっしゃいますか?

蒲原さん:常勤は3人、非常勤は7人います。

学科自体は2年前に新設され、今年初めての卒業生が出ました。

私は卒業した2年生の担任だったので、来年度は1年生の担任になる予定です。

ーー 授業はどんな感じなのでしょう?

蒲原さん:普段は半分の人数でクラスを分けています。

最初は文字を教えて読めるようになってもらい、次は漢字、文法、読解、リスニングとレベルアップしていきます。

卒業時には日本語能力試験のN1、N2を取得することを目指しています。


授業の様子

ーー 蒲原さんはどういうきっかけで日本語学科の先生になったのでしょうか。

蒲原さん:前職では教育委員会の事務をしていました。

大学の時に日本語教員過程を履修し、教員免許は取らなかったのですがずっと教育に関わる仕事がしたいと思っていて。

この学科ができる事をちょうどタイミングよく知り、求人に応募しました。

ーー ずっとやりたかった教育の仕事につくため、チャンスを取りに行ったのですね!

蒲原さん:そうですね。

たまたま新聞で見つけたのですが、「行くしかない!」と思い応募しました。

機械相手から人相手の仕事に。先生になった経緯とは

ーー 高添さんはいかがでしょうか?

高添さん:前職は9年くらい車のディーラーで働いていました。

実は龍馬学園を卒業して、民間企業で整備士として働いたのち、教員になりました。


高添さん

ーー 民間企業で長くお勤めになっていたところ、どうして先生になられたのですか?

高添さん:正直、私自身教員になるとは思ってなかったです。笑

民間で働いていた時に、当時学校で担任だった先生から電話がかかってきて、「教員にならないか?」と誘われました。

最初は、人に教えたこともないし、教員免許も持ってないので難しいのでは?と思っていましたが、話を聞いてみると教員免許は不要で、実務経験があればできるとのことでした。

あとは、例えば子供の具合が急に悪くなった場合、朝病院に連れて行ってから出社したり、早めに帰らせてもらったりと教員同士で協力し合うことで、時間の調整や有給休暇の取得がしやすいとのことでした。

ちょうど家族との時間がもっとほしいと思っていたので、奥さんと相談し、転職することにしました。


先生同士で会議を行うスペースでお話を伺いました

ーー 働き方や時間の使い方を優先されてのご転職でしたが、実際働いてみていかがですか?

高添さん:良かったと思いますね。

家族のために時間が使えているので、すごく良いですね。

ーー 朝から授業がある日でも、遅れて出勤することもできるのですか?

高添さん:朝、1時間目から授業がある場合は、2時間目の先生に授業を代わってもらったりと、先生同士で連携して協力しあっています。

ーー 先生同士でしっかり連携されて、働きやすい環境を実現しているのですね。先生は何名いらっしゃるのですか?

高添さん:常勤が4人、非常勤3人です。

自動車整備科では2年間実習の授業を担当して、3年目から担任をもてるようになっています。

私は先生になって最近2年目がスタートしたところなので、まだ担任はもっていませんが、実習や学科の自分の担当する科目はほとんど1人で教えています。

「教える経験ゼロ」から授業をするまで

ーー 教員経験がない中、実際に働いてみて大変だったことを教えてください。

蒲原さん:授業準備に結構時間がかかりましたね・・・。

授業では教えていない文法を使って学生が混乱しないように、自分が喋る語彙をコントロールしないといけないので、最初の頃は一字一句文字に起こして準備をしていました。

ーー 主語を省いたりなどぽろっと発言してしまいそうですが、気をつけられているんですね。


学校内には学生さんの作品や表彰実績がたくさん飾られています

ーー 高添さんはいかがですか?

高添さん:授業では実習がメインなので、最初は授業の流れをどう組み立てたら良いか分からなかったです。

資料を集めたりなど色々やったんですけど、いざ授業をやってみると、大まかな流れさえ作っておけば大丈夫だと思いましたね。

ーー 実習中心なんですね。民間企業の現場を離れていると新しい技術も出てくるのではないでしょうか?

高添さん:出てきます。今、車業界は100年に1度の変革期と言われています。

電波帯も5Gになったり、電気自動車や自動運転、AI技術も発達しているので、車のあり方自体が変わってきているんです。


実習の様子

高添さん:学校だとどうしても資格をとるための勉強が中心になるので、現場とのギャップは感じます。

現場にいた時と比べて新しい情報が取りづらいですし、そこは自分で学んで取り入れていかないといけないですね。

ーー 実習の内容も変わるのでしょうか?

高添さん:昔あったものが無くなったり、新しい技術ができたりと変わっていますね。

ちなみに、自動車整備学科は来年からドローンを使ったプログラミングの授業も始まります。

ーー え?ドローンですか!?

高添さん:自動運転できるドローンが増えていますが、自動車の自動運転と同じ技術なのでそれが学べる授業を用意しています。

そんな風に世の中で必要とされるものに合わせて学べる内容も変化していますよ。


いろんな車種の部品に触れ、整備を学ぶことができるようになっています

ーー 授業をする時に心がけていることはありますか?

高添さん:全体の反応を見るのと、ちょくちょく無駄話入れることですね。笑

授業中ずっと座学だと学生も自分もしんどいので、合間で話して息抜きをしています。

ーー 息抜きは大事ですよね。蒲原さんはいかがですか? いっぱいありそうですね。

蒲原さん:いっぱいありますが、一番は先生が喋りすぎないことですね。

学生が考えて、発言して身に付けてもらうように心がけています。

グループワークも多いのですが、先生は絵だけ出す感じで。

専門学校だからこそ、自由に、頭を柔らかく、工夫をしながら授業を行っています。

プライベートも充実。授業以外での過ごし方は?

ーー おやすみの日は何をされていますか?

高添さん:家事育児が中心ですが、自分の時間が取れたら趣味の時間にあてています。

ーー 趣味はなんでしょうか?

高添さん:ボルダリングをして体を動かしているのと、昔やっていたドラムを転職してから再開しました。

でも子供が2人いるので、幼稚園に連れて行ったり出かけたり、子供との時間がメインですね。

ーー しばらくは自分の時間を作りながらも、育児が中心になりますよね。ドラムはご自宅でされているんですか?

高添さん:そうです。

奥さんがピアノを弾けるので、子供にもギターかベースをやらせて、いつか家族でできるようにしたいなと思っています。

ーー 家族でセッションいいですね! 蒲原さんはいかがですか?

蒲原さん:最近はバレーボールやったり、友達と飲みに行ったりしています。

ーー オススメのお店はありますか?

蒲原さん:韓国料理が好きなので、キョンボックン(景福宮)が好きです。

ーー 辛いのがお好きなんですね! ちなみに、先生同士で飲みに行くこともあるのでしょうか?

高添さん:新年会、歓送迎会、非常勤の先生と飲みに行ったりなど、国際デザイン・ビューティカレッジ勤務の先生たちで年に4〜5回は行きますね。

あとは年末に学校全体で忘年会があります。

ーー 先生方の年代は何歳くらいが多いのでしょうか?

高添さん:40代以降の方が多くて、平均年齢は49歳くらいです。

年齢は高いですが、いろんな知識があって、引き出しの多い先生方が多いです。

一緒に働きたい人は?

ーー 今後一緒に働きたい人物像ってありますか?

高添さん:教える経験とか話すスキルとかなくても、実務の経験がある人だったら大丈夫だと思います。

私も教えた経験がなく、最初教壇に立った時は緊張して声が出なかったですが、慣れましたね。

蒲原さん:凝り固まった思想じゃなくて、色々柔軟に考えられる人が良いと思います。

日本語学科にはいろんな文化、年齢層の学生さんがいるので、「今までこう生きてきたからこう」と固定せずに色々受け入れられる人が良いです。

ーー なるほど。異文化を楽しめる人が良いですね。

高添さん:教員をやっていると、人間的に成長できることがあるとすごく思います。

自分たちが教えるよりも、学ばされることが多いですよね。

学生さんにもいろんな人がいるし、色々話をしてくれるのでかわいいですね。

ーー 先生にも学びが多いんですね! ありがとうございました。


龍馬学園のマスコットキャラクター、りょう丸くんも一緒に写真撮影

ライターの感想
学校の先生といえば、授業のカリキュラムが決まっていて忙しいイメージがありましたが、自身の経験を生かして授業を作り、先生同士協力をして働きやすい環境を作っているということが分かりました。ちょうど春休みの時期に取材をさせていただきましたが、長期休暇をとる先生もいるようで、学生さんの夢を応援するというやりがいを持ちながらプライベートも充実させられる職場だと感じました。
この記事を書いた人
小林 洋実

小林 洋実

高知出身で東京→京都→大阪→高知のUターン組! Webとクラウドのエンジニアとしていろんな働き方をした経験を生かし、「好きな場所で好きなことをして生きる」人が増えるように高知で頑張ります。 休日は実家のウサギとのんびりしたり、IT系・起業系のコミュニティ活動で飛びまわったり。
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