ビジネス用語として最近よく耳にする「VUCA」という言葉。
「VUCA」の起源は、「変動/不確実/複雑/曖昧」の言葉の頭文字をとった軍事用語なのだそう。
そんな言葉が代表するように、ここ数十年のITテクノロジーの進化は、物事を高度に複雑化し、多様性のある社会へと変化させました。
かつては、「一つの会社を定年まで勤め上げるのが美徳」とされていた時代がありましたが、そんな変動・不確実・複雑・曖昧なVUCAの時代において、自己実現、キャリアアップ、ワークライフバランスなどを求めて転職をした時、その先にはどのような変化が待っているのでしょうか。
そこで本記事では、キャリアの新時代とも呼べる、変化が激しく複雑で曖昧な現代社会の中で、「転職」がもたらす様々な変化について3つの観点から紹介していきたいと思います。
①キャラクターの再構築。転職で生まれる役割の変化
転職による変化で一番顕著な例が、「仕事における役割」の変化です。
前職のキャリアがあれば、新しい会社において部下や後輩の指導をまかされることもあります。
それとは逆に、自己の成果、結果を求められることに重きをおかれ、自分のなすべき業務に集中できる環境や会社に転職することもあります。
つまりは、転職によって生じた役割変化に応じて人間関係も変化します。
組織やコミュニティには、それぞれ個性やキャラクターを持った人が集まっています。
集団における自身の立ち位置は、転職と同時に変化させることができ、いい意味で自身のキャラクターを再構築することもできるでしょう。
②仕事だけじゃない。スキルや人間関係などの変化を生み出せる転職
仕事を通して得られるものには、経験・スキル、新しい人間関係、新役職など様々な物があります。
著者の経験ですが、転職を経験した時、元の会社においては当たり前だったスキルが、転職先の会社では非常に重宝され、評価されたことがあります。
その後はマネジメントを任されることになり、新しいキャリアパスを開くことができました。
これは新しく得た「役職」の例です。
上長や上司が変われば、評価の仕方、見方も変わってきます。
自分ではわからない能力を評価され、新しいキャリアの方向性を見出すこともあるでしょう。
経験、スキルについても同じことが言えます。
PC操作が苦手だった私がIT業界に飛び込んだ時に、転職先の従業員との圧倒的なスキルの差に驚愕したことを覚えています。
幸いなことに、私より年下の、若い従業員の方たちが嫌な顔一つせず、PC捜査のコツを細かく教えてくれました。
今ではネタにされ、笑い話ですが、感謝していますし、PCスキルと同時に新しい人間関係も得ることができました。
少し話が逸れましたが、転職では「仕事における役割」が変化すると思われがちですが、人間関係やスキルなど触れ合うものが変わってくるため、「がらっと何かを変えたい!」と思っている方にとっては、とても最適な方法です。
③休みの日や住む場所など。転職によって変化する生活スタイル!
転職すると、時間や場所、通勤手段、余暇の過ごし方など色々な変化があり、身の回りの生活スタイルやプライベートの過ごし方も変わってきます。
時間の変化といえば、例えば、定時勤務から、フレックスタイム制へ変化したり、また在宅での勤務など様々な働き方が存在します。
またシフト制勤務から土日祝日お休みの仕事になったりします。
かくいう著者も、土日休みの仕事がしたくて、IT業界に身を投じた一人です。
どちらがいいというわけではありませんが、自身のパーソナリティに適した環境へ変化することができるのも、転職における一つの変化と言えます。
場所についても同様のことが言えます。
弊社では首都圏、関東地方から、地方都市へ移り住む従業員の方が大勢います。
都会の喧騒から離れて、「地方都市の山奥の古民家でゆったりと自由に生活しながら仕事をする」という働き方を転職で実現している方もいらっしゃいます。
⑤まとめ
以上、転職による変化、転機について、切り口を3点ご紹介しました。
VUCA時代にもたらされたキャリアにおける新時代。
ご紹介した観点以外にも様々な角度から企業分析を行い、「この会社に入社した後は、どんな変化が起きそうか」具体的にイメージをつけて、自分のなりたい将来の姿を明確にして、チャレンジしていきましょう!
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