企業のバックオフィスを支えるクラウドサービス「ジョブカン」をはじめ、さまざまなWebサービスを展開する「株式会社DONUTS」。
日本だけでなく、韓国・タイにも拠点を持つ急成長中のIT企業で、2021年2月、東京・京都に続き、国内3拠点目となる高知オフィスが設立されました。
vol.3となる今回は「高知県での100名採用」を目標に掲げている高知オフィスで働く山本航さん(システムエンジニア担当)と石田達矢さん(カスタマーサポート担当)に、DONUTSの魅力とお仕事の内容についてお話を伺いました。
UターンでDONUTSに入社
――お二人のご出身と前職を教えてください。
山本さん:僕は高知県出身です。高校を卒業後、岡山県の大学に進学し、岡山県内のIT企業でモバイルアプリゲームの開発や運用の仕事をしていました。
石田さん:私も高知県出身です。大学進学時に一度県外に出たのですが、地元に戻って働きたいと思い、高知県立高知工科大学の大学職員をしていました。
――お二人とも高知にUターンされたのですね。転職しようと思ったきっかけを教えてください。
山本さん:実は岡山県で勤めていたIT企業が倒産してしまい、高知県には両親も友達もいますから、いい仕事があれば戻りたいと思ったのがきっかけです。
前職でのシステムエンジニアのスキルや経験を活かしたかったので、IT・Web業界に絞って採用面接をいくつか受ける中で、ご縁があったのがDONUTSでした。
石田さん:私の場合は、様々な企業へと就職していく学生達から刺激を受けたのがきっかけです。
社会人になる期待を胸に巣立っていく学生達を日々支援していると、私も自分のやりたいことに挑戦してみたいと思うようになりました。
ちょうどその頃、学内システムを入れ替える担当者になり、システム分野への興味が強まったことから、高知県内でシステム関連の仕事を探す中でDONUTSに興味を持ちました。
――お二人ともIT業界で企業を探されたんですね。DONUTSのどんな所に魅力を感じたのか教えてください。
山本さん:さまざまなWebサービスを展開している大きな企業であることに魅力を感じました。
僕は自分が働いている会社が急に倒産してしまう寂しさと不安と怖さを経験しました。
DONUTSは「ジョブカン」などのクラウドサービス事業やゲーム事業、動画・ライブ配信事業のほか「電子カルテ」を扱う医療事業やファッション雑誌など、多角的な事業展開をしています。
DONUTS単体で750名を超えるメンバーが働いていて、会社の規模も大きいですから、例えば1つの事業がうまくいかなかったとしても、他の事業で売り上げを補填できる安定感があります。
リスクを分散しながら楽しく新しいことを追いかけていけるところに魅力を感じました。
石田さん:私は、柔軟な社内組織や素早い意思決定を魅力に感じました。
大学は公的な機関ということもあり、給与や任される仕事は年齢や勤続年数に依存する年功序列が基本です。業務の面では、これまでのやり方が踏襲されている面も多くあります。
一方DONUTSでは年齢に関係なく、やれる人がやれることをやるというスタンスなので、自分の頑張り次第で活躍できる場やチャンスがどこまでも広がっています。
走りながら考えていると言いますか、社会の状況に柔軟に対応していく社風が魅力的です。
――お二人が入社された年と、今どんなお仕事をされているのかを教えてください。
山本さん: 僕が入社したのは2021年10月です。
主な仕事は、ジョブカンのサービスに新しい機能を追加したり、プログラムの誤りや欠陥(バグ)を修正することです。
システムエンジニアは、高知オフィスでも東京オフィスでもほとんど同じ仕事をしていて、高知オフィスのエンジニアは僕しかいないので、東京のメンバーとやり取りをすることが多いですね。
働いている場所は違いますが、気軽に質問したり時には雑談をしたりと、働きやすい雰囲気が気に入っています。
石田さん:私が入社したのは2021年9月です。
高知のカスタマーサポートを担当するリーダーとして、ジョブカンを導入していただいているお客様からの問い合わせに対応しています。
もっとこうして欲しいといったシステム改善のご要望や依頼を受けた場合は、システム開発の担当者とお客様との間に入って調整を行っています。
スタッフに分からないことがあれば1対1で丁寧に応えたり、アドバイスをしたりしながら、カスタマーサポート全体のサービス向上にも努めています。
――どんな時にやりがいを感じますか。
山本さん:新しいサービスを開発したり、不具合を修正したり、今あるシステムをもっと使いやすいように改善することにやりがいを感じています。
また、一番楽しいと感じるのはコードを書いている時ですね。
前職のゲームの開発と今のバックオフィスシステムの開発は、サービスのジャンルが異なりますが、コードで使用する用語はある程度同じですし、これまでの経験を活かせていて嬉しいです。
石田さん:私は、お客様から頂いたご要望をシステム開発の担当者に伝え、お客様に喜ばれる機能が完成する時にやりがいを感じます。
1年足らずで高知のカスタマーサポートを担当するリーダーになれたこともやりがいに繋がっています。
自分の成長を日々感じることができるこの職場に満足しています。
例えば資格取得にかかる費用を会社が一部負担してくれたり、取得資格に応じて5000円~6万円/月が給与にプラスされたり、応援体制と評価体制もしっかりとしています。
――大変だと感じるのはどんな時ですか。
山本さん:提供されているサービスが既にあり、システムが確立されている中で新しいシステムを加えていくのが大変ですね。
これまでの便利さや機能の良さを活かしつつ、さらに便利にするにはどうしたらいいのかとよく悩んでいます。
石田さん:カスタマーサポートは、問い合わせ数が多いところが大変ですね。
ありがたいことに、ジョブカンは、勤怠管理システムのシェア率としてはNo.1で、シリーズ累計導入社数は15万社を超えており、全国にユーザーがいます。
1日に400~500件の問い合わせがあり、メールやチャット、電話で、メンバーと力を合わせて、1つ1つ丁寧に対応しています。
――特に忙しい時期はありますか?
石田さん:例えば勤怠管理は月末に行われる企業が多いので、月末・月初の問い合わせ数や対応数は自然と増えます。
高知で大きな仕事を
――お二人の今後の目標を教えてください。
山本さん:ジョブカンをもっと円滑に、より多くの方に利用していただけるよう、サービスの向上に尽力していきたいと思っています。
石田さん:自分のスキルを高めるというのはもちろんそうですが、リーダーという立場で働いているので、スタッフの働きやすさややりがいにも貢献していけたらと思っています。
あとは、チームやプロジェクトをマネジメントしていく立場になりたいですね。
DONUTSが高知に来てくれたから、高知のIT化が更に進んだといわれるような存在になりたいです。
――最後に、DONUTSのことが気になっている方へ一言お願いします。
山本さん:分からないことを分からないままにしない人に向いていると思います。
なぜそうなっているのかが分からないと根本的な解決になりませんから、分からないところはちゃんと調べて明らかにしていける人、勉強熱心な人に向いていると思います。
両親や友達から高知に戻って来ないのかと聞かれるたびに、高知には働きたい企業が無いからと答えていましたが、DONUTSは高知にいながら全国をフィールドに仕事ができます。
僕のように、おもしろい企業が高知にあれば戻りたいと思っている方や、全国を相手にしたIT企業で働きたいと思っている方には、DONUTSがあるよって伝えたいですね。
石田さん:チームとして働ける人と一緒にお仕事ができると嬉しく思います。
また、カスタマーサポートについては、顧客の要望をつかめる聞き上手な人が向いていると思います。
なぜ困っているのか、その事実確認をしながら客観的な視点で顧客の話を聞いていく力がカスタマーサポート業務には必要です。
しかし、経験者は実はほとんどいません。
2022年1月に新たに設立した新潟オフィスでは未経験の主婦の方も多く活躍されていますし、必要な知識は研修で身に着けることができますから、ぜひ飛び込んできてくださいね。
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