社員の『やりたい』ことを実現できる会社でありたい、仕事を楽しみながら成長してほしい
高知駅南口より西に徒歩約5分の場所にオフィスを設ける、株式会社フォアフロントテクノロジー様でお話をお伺いしました。
明るく整理されたオフィスに入ると、今回お話を伺う社長の土居様とプログラマーの澤田様が、少し緊張された面持ちで出迎えてくださりました。
フォアフロントテクノロジーについて
-早速ですが、フォアフロントテクノロジーはどんな会社ですか?
土居社長:主にスマホのアプリ開発、イラストの作成、webのシステム開発やサイトの構築を行っています。
クライアントは県外の企業が多いですね。
会社としては、Uターン・Iターンの積極採用、人材育成に務め地域に貢献できる会社を目指しています。
社員は現在プログラマーが6名、デザイナーが1名、名古屋に営業で1名の計8名在籍しています。
-ありがとうございます。なぜ名古屋に支社があるんですか?
土居社長:実は前職は愛知県で開発の仕事をしていて、立ち上げ時の名残りなんです。
今は営業の拠点として使っていて、そこで開発はしていません。
-高知から直行便もありますし、東京・大阪への移動が便利ですね。
土居社長:そうなんです。今も社員が一名仕事で名古屋に行ってます。
(筆者の心)名古屋の話題にも関わらず、食べ物の話をするのを忘れてしまった…
続いて、プログラマーの澤田さんに話をお伺いしました。
-澤田さんは高知ご出身ですか?
澤田様:僕は高知出身でUターンしてきました。
―Uターンで戻って来られたのですね!どちらへ出られていたのですか?
澤田様:大学は愛媛で画像処理を学び大手の印刷会社に就職した後、岡山の会社で工場設備の仕事を経て東京のソフトウェア会社で15年プログラマーとして働いていました。
-いろいろ経験されたのですね。東京でキャリアを積まれていたのに、なぜ高知に戻ろうと考えたのですか?
澤田様:単純に東京での仕事や生活に少し疲れたんですよね。
それで高知の求人を探していたときに、フォアフロントテクノロジーの求人を見つけて決断しました。
-何と言いますか人生のタイミングですよね。では、奥さまもご一緒に高知へ来られたのですか?
澤田様:結婚したのは高知に戻ってきてからなんですよ。
東京では出会いはたくさんありましたが、結婚に至るようなご縁はなかなか無くて諦めかけていました。
でも高知に帰ってきてからすぐに今の奥さんに出会い、結婚に至りました。
-戻られてすぐにご縁があったのですね!それはおめでとうございます!
澤田様:ありがとうございます。結婚もでき、やりたい仕事にも携わることができて、戻ってきて良かったと思います。
-入社されて大変だったことはありますか?
澤田様:今まで携わったことのないiPhoneのプログラムを行うことになり、昔扱っていたJavaという言語を2週間必死に思い出しながら仕事をしました。
-2週間ですごいですね!
話は変わりますが、終業時間は決まっているんでしょうか?
澤田様:9〜18時が就業時間で、遅くても19時までには帰宅しています。
-開発の仕事で残業が少ないのは良いですね。
澤田様:はい、残業もほとんどありませんし、土日祝日・盆休みや年末年始のお休みがいただけるので、自分や家族と過ごす時間をしっかり取れてリフレッシュして仕事に打ち込めますね。
-お休みの日はどのように過ごされていますか?
澤田様:3年前に結婚して休日は家内との小旅行が今の楽しみです。
土居社長:うちは家内がキャンプ好きなので、子供を連れて県外のキャンプ場なんかにも行くのですが、僕はキャンプ場でもパソコンで仕事をするので、家族からよく怒られますが。
-お休みの日もお仕事をされているとはお忙しいですね!
土居社長:いや、単に仕事が好きなんですよ。自然の中で仕事をするほうが捗ります。
社員が主役、夢への実現に向けて
-ではこれからの会社の目指すところをお教えください。
土居社長:社員のやりたいことができる会社にしたいです。
もちろんクライアントの希望を実現する会社なのですが、自社開発のサービスにも力を入れて社員の希望や望みを具体化しながら、会社と人材とが同時に成長できる会社で在りたいです。
自分の発想が具体化できると、仕事をしていて楽しいと思うんですよね。
-仕事はチーム単位で行うのですか?それとも全体で1つの案件をこなすのでしょうか?
土居社長:基本的に2チームくらいに分かれて行っています。
-では、チームのコミュニケーションも大切ですよね?
澤田:コミュニケーションは必要最小限でそれぞれが黙々と仕事をしている感じですね。
集中して仕事をされている風景
-ありがとうございます。では最後に、どのような人材を求めていらっしゃいますか。
土居社長:アプリケーション開発やweb開発のエンジニアの方である程度の経験がある方です。年齢制限はありません。
とにかく真面目に仕事をしていただければいいですね(笑)
確かに、私たちが取材にお邪魔してから1時間ほど経過しているにもかかわらず、社員の皆さんは席を立たずに黙々と仕事をされていました。
土居社長の『仕事を楽しみながらしている』という言葉の意味がわかったような気がします。
好きじゃなきゃ、こんなに集中して仕事ができない。
それぞれがやりたいことを楽しみながらしている雰囲気が伝わってくる職場でした。