ITサービス企業として、これまでに数々の日本初、業界初のソフトウェア製品を市場に提供している、レイシスソフトウエアーサービス株式会社。
高知駅の真向かい、2020年2月にオープンしたばかりの高知オフィスに訪問させていただき、本社人事部の二星さん、アプリヴィレッジ高知のマネージャー松木さん、髙橋さん、岡本さんにお話をお伺いしました。
ーー レイシスソフトウエアーサービスはどのような会社なのでしょうか?
二星さん:平成元年3月に、大阪で設立された会社です。
事業内容は、売上の8割が業務システム開発、2割が自社サービスの開発となっています。
現在はスマホアプリ開発に力を入れています。
二星さん
ーー 高知にオフィスを出された背景を教えてください。
二星さん:IT人材の確保と、主に本社で行っているスマホアプリの開発を高知でしたいという想いがあり、今年(2020年)の2月にオープンしました。
「アプリヴィレッジ高知」という拠点名は、いろいろなアプリを開発して、高知県内の様々な企業さんの課題を解決したり、新しいサービスを高知から発信したいという想いを込めました。
二星さんの想いに共感! 現場のエンジニアの方のお話
ーー 高知拠点には何名いらっしゃるのでしょうか?
松木さん:7名いて、6名がエンジニアです。みんな高知地元の方ですね。
ーー 髙橋さん、岡本さんは元々エンジニアだったのでしょうか?
髙橋さん:私は前職でもエンジニアで、4年ほどやっていました。
岡本さん:私は、入社してからシステム開発を始めました。
今月でちょうど半年ですが、みんな優しく教えてくれて、自分にできる仕事をもらって、やりがいや充実感を日々感じています。
ーー 具体的にはどのようなお仕事をされているのでしょうか?
髙橋さん:スマホのオークションアプリを開発しています。
髙橋さん
私はiOS版を担当しており、岡本さんも一緒のチームで、アンドロイド版のテストなどできるところを担当してもらっています。
1日の中ではプログラミングをしていることが多いですね。
ーー そうなのですね。入社のきっかけを教えて下さい。
髙橋さん:会社説明会に参加して、「高知の課題を解決したい、高知に根付いて仕事をしたい」という二星さんの想いを聞き、私も一緒にやりたいと思いました。
岡本さん:私は、以前は、官庁で臨時職員をしていたのですが、誘致企業が高知に進出することを知り説明会に行ってみました。
そこで二星さんがお話しされているのを聞いて、「やったことないけど、トライしてみよう!」と思い、IT業界は全く知らなかったのですが丸腰で飛び込みました。笑
岡本さん
ーー みなさん二星さんの想いに惹かれて入社しているんですね! 岡本さんはIT業界が未経験だったということですが、二星さんが採用された決め手は何だったのでしょうか。
二星さん:会社説明会の時に、いちばん前に座られて、僕の目を見て、すごい熱心に説明を聞いていました。笑
あとは、入社前に集中力がすごく高いと感じることがあり、開発職に向いているんじゃないかと感じました。
松木さん:入社後もポジティブな人間性を発揮してくれています。
岡本さん:照れますねぇ!笑
ーー 入社されてからはどうでしょうか?
岡本さん:毎日、毎秒、知らないことが出てくるので、すごく楽しいです。
知らないことを知り、克服していくことは今後武器になると思います。
お仕事中のお二人
髙橋さん:入社まではアプリの開発をしたことがなかったので、新しい開発言語など覚えること、調べることが多いですが、楽しいです。
つまずいても、できた時にすごく達成感を感じるので、苦労したのが帳消しになりますね。
ーー お二人とも新しいことに対して楽しめているのですね! 逆に大変だと感じることはありますか?
髙橋さん:テレワークが始まった時、ちょうどアンドロイドスタジオの開発環境を作っているところだったので、ちょっとしたコミュニケーションをとるだけでも手間がかかりました。
すぐ隣にいると気軽に聞いたりできるんですけど、慣れるのが大変でした。
オフィスの風景
ーー 環境構築で大変な時とテレワークと重なったんですね…、普段のオフィスの雰囲気はどんな感じなのですか?
松木さん:結構静かめですよね。
髙橋さん:プログラミングする時は集中しているのですが、教えたり一緒に作業する時は隣で喋りながら作業をしています。
松木さん:先日インターンシップで学生が4名来られて、その時はワイワイしてましたね。
髙橋さん:4名増えたので、賑やかでしたねえ。教えたり、一緒にディスカッションするのは楽しかったです。
ーー 未経験でも現場の方が楽しみながら、一緒に育てていく環境は魅力的ですね。
仕事以外の時間も楽しむ! 休日の個性的な過ごし方
ーー お休みの日はどう過ごされているのですか?
髙橋さん:友達と、カフェや温泉に行って、おしゃべりすることが多いです。
津野町や須崎など、県内で良いって聞いたところは色々行っています。
岡本さん:巡りますね〜。
高橋さん:高校生の時までは巡ることもなかったのですが、大学で県外に出て就職時に戻ってきて、良いところを見つけては色々と行っています。
高知に戻ってきてたくさんの魅力を感じているので、これからも高知で働きたいですね。
ーー 私もUターン組なのですごいわかります! 岡本さんはいかがですか?
岡本さん:新しい物好きなので音楽、アニメ、漫画など色々手を出してハマっています。
今は聞く専門ですが、昔バンドを組んでました。
担当はベースとボーカルで、地元でライブする時に呼ばれてました。
取材は終始和やかで楽しい雰囲気でした
ーー 呼ばれるのはすごいですね! その筋では有名な方なのでは…
岡本さん:宿毛が地元なので、地元のバー兼ライブスタジオに呼ばれたりしてたんです。
松木さん:なかなかディープですね。笑
ーー ディープですね。笑 会社の行事などはあるんですか?
二星さん:毎年全社メンバーで社員旅行に行っています。1泊2日の温泉旅行で、毎年行き先が違っていて。
全社で約100名のうち、70名くらいは毎年参加してくれている人気のイベントです。
オフィスからは高知駅がきれいに見えます
岡本さん:修学旅行ですね!
二星さん:そうそう。
いつか社員旅行で高知に来たいです!オフィスを見学して、山とか海とか班に分かれていろんなツアーをやりたいですね。
高知発のサービスを作る!「アプリビレッジ高知」の目指すものとは?
ーー 「アプリビレッジ高知」の、今後の目標を教えてください。
二星さん:ここを一大拠点にして高知からサービスを生み出していきたいです。社員は50名体制を目指しています。
髙橋さん:いろんなアプリを作ってみたいと思っていますが、特に高知の課題である少子化・高齢化に対応するアプリを作りたいです。
岡本さん:今やりたいこと、というよりは、技術を覚えてからだと思っているので、まずは基礎を固めたいと思います。
二星さん:弊社のキャリアパスとして、まずは技術を学び、その上でマネージャーなどにキャリアアップをしていく人が多いです。
また現在、高知では本社の仕事をやっていますが、プログラミングだけではなく、お客様と話したり、設計したりする案件もあり、サービス開発の上流工程から関わる機会もあります。
ーー いずれ高知からサービスを生み出す力になりそうですね! それでは、どんな人と一緒に働きたいですか?
松木さん:高知発のものを作っていきたいので、高知を盛り上げたい、という気概がある人と一緒に働きたいですね。
二星さん:私もそう思います。高知の方は、ここから良いものを生み出して外へ届けたいという熱量があると思うので、そのパワーを集めたいです。
ーー 素敵ですね! 最後に一言お願いします。
松木さん:高知の拠点は人数少ないですが、サポートしてくれるメンバーがいるので、今がチャンスだと思います。
高知を盛り上げたいという方はぜひ来てほしいです。
ーー これからが楽しみですね! ありがとうございました。