よく耳にするのが、「キャリアや転職を考えると、一度は転職相談をしてみたいけど、転職エージェントってなんだか怖い」という言葉。
「ぶっちゃけ、転職相談ってどんなことをするの?」であったり、「転職相談をしてしまうと、転職しなくちゃいけないでは?」といった、なかなか聞きにくい本音の部分を知りたいと思っている方も多いはず。
そこで今回は「BUNTANで転職相談してみたいけど、もうちょっと事前情報が欲しい!」といった方のために、初めての面談に向けての気になるアレコレについてお伝えしたいと思います!
今回はBUNTAN編集部の編集長であり、転職エージェントBUNTANの転職アドバイザーでもある芳村さんに、「転職相談してみたいけど、もう一歩踏み出せない」という方に向けて、「初めての転職相談ではどんなこと聞かれるのか」、「何を準備すればいいのか」、「服装や髪型は?」など、みんなが疑問に思っているであろう内容を、私が代表していろいろとお伺いしたいと思いますのでよろしくお願いします!
はい、なんでも聞いてください!
実は私、転職エージェントを利用したことないんですよ。仕事を探す時はいつもハローワークとか、企業のHPから直接求人情報を調べたりして。というのも、編集長に失礼を承知でお話すると、転職エージェントに対して「怖い」イメージがあって。
あー花村さんもですか?実際うちに相談に来られた方に転職エージェントのイメージを聞いたりするんですけど、怖いって思われてた方結構多いですね。何でですかね?
私の場合は、「転職相談してしまうと、絶対に転職しないといけない」とか「紹介してもらった会社を断るのがしんどい」とか、途中でやめられない状況になりそうな感じがしてなんか嫌なんですよね。転職活動の主導権をエージェントに握られたくないというか…。
なるほど。前向きな気持ちで始めたはずの転職活動が、エージェントに対するイメージのせいでなんだかネガティブで暗いものになってしまうのはこちらとしても嫌ですね。
BUNTANの場合、アドバイザーから紹介された求人に対して、少しでも違和感を感じたら断ってもらって構わないですよ。
企業さんと合う合わないっていうのは、本当に人それぞれで。私達としてもヒアリングをした上で可能性があると思うものはご紹介をさせていただいていますが、最終的にはご本人様の意志がすごく大事だと思っています。だって「本当はあまり乗り気ではなかったけれど、アドバイザーに勧められた会社に転職してみたらやっぱり違った」なんてことには絶対になってほしくないですし。
相談者のことをとても大事にされてるんですね。今のお話だけでもすぐに転職相談しに行きたくなりました。あと人生相談も。笑
ありがとうございます!転職って生きることに直結するので、本当に大事なことなんです。かくいう私も過去に転職ですごく苦しい思いをしたことがあって(笑)。
でもそれは能力の無さとかではなく、相性だと思っているんですよね。だから、可能性は広げながらも、みなさんのフィーリングを一番大事にしてもらいたいので、違うなと思ったら断ってもらって全く問題ありません!
企業様に対してお断りするのが心苦しいと思われるかもしれませんが、それも含めて私達の仕事なので、気にしていただくことはありません。どんどん模索してもらえればと思います。
履歴書・職務経歴書、面談方法についてアレコレ
よく転職エージェントに転職相談するときって、事前に履歴書や職務経歴書を提出してくださいっといったのを見かけるんですけど、BUNTANでもそこは同じですか?
いいえ、BUNTANでは初回の面談時に履歴書や職務経歴書を用意していただかなくて大丈夫です。ただ、希望の求人や、いつまでに転職したいのかが明確なのであれば、履歴書や職務経歴書は持って来ていただいたほうがスムーズに対応が可能ですね。相談者のスキルや経験、キャリア目標をすぐに把握できますし、具体的なアドバイスもスムーズに行えるので。
初回の面談では、どのようなお話をするのでしょうか?
初めての面談は緊張される方がほとんどだと思います。なので「今までどんな仕事をしてきたのか」とか「希望の業界や企業があるのか」などを中心に、「希望のライフスタイル」や時には趣味の話なんかもお伺いしています。
私自身よさこい移住者なんですけど、先日はよさこい移住をしたいと考えている県外の方の面談があり、「今年はどこで踊りますか!?」といった話で盛り上がってしまいました(笑)。 そのほか、新しくできた飲食店のお話とかも(笑)。
なんだかすごく楽しそうですね。
転職アドバイザーは担当制ですか?どのように決まるのでしょうか?
BUNTANは完全担当者制ではないのですが、2名のアドバイザー(芳村、高橋)の内のどちらかがメインとなり相談者をサポートさせていただいています。最初から最後まで一人が対応することもあれば、私と高橋の二人で対応することもありますね。
もう少し詳しくお話しすると、例えば異業種からの転職を考えている方には、異業種からの転職経験のある高橋が、県外からのIターン移住を検討している方には、Iターン者である私(芳村)が担当したりします。
ただ、特にこれといって決まったルールがあるわけではないので、相談者からの問合せには臨機応変に対応できるような体制をとっています。
面談はオンライン、電話、対面とありますが、どれが一番多いですか?
高知市以外の市町村や県外の方からの問合せも多いので、オンラインが多いですね。とはいえ、オフィスは高知駅前で、比較的来てもらいやすい立地にありますので、近辺にお勤めの方の中にはお昼休みに面談に来られたりということもありますよ。
お昼休みも対応してくれるのはいいですね!私はオフラインで直接会ってお話したいので対面派かな!
あとオンラインの場合、相談者の雰囲気や人柄も見ながら楽しくお話をしたいのでビデオはオンでお願いできたらなと思っています。
見た目についてアレコレ
視覚的な話でいくと、相談時の服装や髪型で注意点はありますか?BUNTANは気軽さを売りにしているとは言え、面談なので、服装はスーツやオフィスカジュアルがよいのでしょうか?髪色もあまり明るくない方がいいですよね?
いいえ。アドバイザーとの初回面談では気にしなくても大丈夫ですよ。正直どんな服装でも髪型でもOKです、何ならパジャマでも(笑)。
企業様への面接のときは、オフィスフォーマルで挑んでいただくのがいいかなと思っていますが、髪型や髪色に関しても自由な会社さんも多いので、まずは私達の面談で確認いただければと思います。
BUNTAN利用者ってどんな人が多いの?
BUNTANに転職相談されるのはどのような方が多いのでしょうか?
大きく二つのグループに分かれていて、一つ目のグループは、もともとITの仕事をされていたエンジニアやプログラマの方ですね。BUNTANに掲載されている求人の多くがIT系ということや、経験やスキルをわかりやすく反映できるからだと思います。
もう一つのグループは「まずは漠然とキャリアについて相談してみよう」と思ってきてくださる方々ですね。
BUNTANを運営している弊社(株式会社SHIFTPLUS)がIT企業であることや、BUNTANがもともとIT人材を中心に転職支援を行っていたので、そういった方々からの相談が多いのは理解できますね。
あと「漠然とキャリアについて相談してみよう」と思う気持ちもすごく解ります。芳村さんや高橋さんの雰囲気もそうですし、怒らなさそうですし、実際にお話しするとすごく親しみやすくてフレンドリーだなって。
お褒め頂きありがとうございます(笑)。
相談者は男性と女性どちらが多いですか?
だいたい6割が男性で4割が女性ですね。さっきもお話したように、そもそもIT人材に男性が多いことが理由としてあげられます。
年齢層で言うと、新しいチャレンジや成長の機会を求めて積極的に転職を希望する20代や30代が多いですね。「場所や時間にとらわれない柔軟な働き方」を実現するために在宅ワークが可能な企業を希望される方も多くいらっしゃいます。
なるほど。BUNTANは「働くをもっとおもしろく」をコンセプトに、転職支援やお役立ち情報を紹介しているので、「自分の人生は自分でクリエイトしていくんだ」という考えを持つ方々に利用してもらえるのはすごく嬉しいですね!
BUNTANについてアレコレ
相談に来られる前に、BUNTANのHPから求人を探されてる方がほとんどだと思いますが、希望の求人がHP上にないけどとりあえず相談でも大丈夫ですか?
もちろんです!実は求人メディアBUNTANに載せきれていない求人、いわゆる「非公開求人」などもあったりしますし、今求人がなかったとしても、事前にみなさんの希望を聞いているので、求人が公開される前にいち早く情報をお伝えすることも可能です。
そうなんですね!じゃあまずは、相談しておくのがおすすめってことですね!
そうですね。あとは今は希望の求人が無くても、今後希望の求人が出た時に備えて、先に履歴書や職務経歴書を一緒に作り上げておくといったサービスを受けられます。これはアドバイザーが相談者の経験やスキル、コミュニケーション能力などを客観的に判断し、相談者の履歴書や職務経歴書を添削するサービスです。
どの企業に提出しても問題ないレベルの履歴書や職務経歴書を事前に作成しておくことで、希望の企業に求人が出たときに慌てて準備をする必要がなく、すぐに応募ができるので絶対にオススメですよ!
自分ひとりで履歴書や職務経歴書を書いて面接を受けるよりも、転職活動で失敗する可能性が下がりそうですね。
はい。一度相談をしておくだけでさまざまなサービスを無料で受けられるので、相談者にとってはメリットしかないと思いますね。デメリットがないです(笑)。
それから、これはできれば内緒にしておきたいんですけど・・・今回はぶっちゃけトークってことなのであえてお話すると、私たちと一緒に作った履歴書をつかって、自分で転職活動してもらってもいいんです。
えー?!でもそしたらBUNTANは困るんじゃないですか?せっかく一緒に頑張ってきたのに裏切られたような感じじゃないですか?
もちろん私たちを通じて転職してもらえれば嬉しいですけど、私たちの願いは高知ではたらくことがもっとおもしろくなることです。なので、そのためには一人でも多くの人に楽しんで高知で働いてもらいたいと思っているんです。そのためだったら、どんどん活用してもらえればと思います!
では、そろそろ最後の質問になりますが、BUNTANと他のエージェントとの違いと言いますが、強みは何ですか?
BUTANでは企業に転職アドバイザーがお伺いして取材を行っているので、転職希望者と転職先企業とのミスマッチが起こりにくいんです。このミスマッチとは、転職者が当初考えていた企業に対する認識や想定と、実際入社した後の仕事内容、人間関係、社風などにギャップがある状態のことを言います。
確かに求人票や求人サイトに載ってる情報だけだと、詳しい仕事内容や一緒に働く人のことを理解することはできないですよね。あと、企業のホームページなどの見た目の雰囲気だけで、自分の都合のいいように企業を判断してしまう可能性もありますよね。「キラキラした会社だな」みたいな。
そうなんです。そこで一番大事になるのが、BUNTANの強みである「取材」といったところなんですよね。さっきも言ったんですが、転職って本当に相性なんです。
人によっては「定時であがりたい」を絶対条件にしている方もいれば、「深夜勤務もあってもいいので、急用メインで検討したい」であったり、「会社の雰囲気が一番大事」であったり本当に人それぞれ。でも「こういうお仕事です」っていうのを画面や紙面で見てもなかなか伝わりづらいじゃないですか。だからこそ、わたしたちは仕事だけじゃなく「ここで働くとどんな生活になるのか」「どんな休日を過ごしているのか」といったところまで深ぼるようにしています。
企業様としても、価値観や想いが同じ方々に入社してもらって、少しでも長く働いてほしいという想いでBUNTANを活用いただいているので、そういった意味でも私達がみなさんの代わりに企業様を取材をし、相談者様やBUNTANを見てくださっている方々にお伝えしていくことで、ミスマッチをなくしたい。結果的に、転職希望者と転職先企業の双方に「BUNTANにお願いしてよかった」と言ってもらえるようなマッチングにしたいですね。
そうですね。転職活動を全力でサポートしてくれるBUNTANを利用して、一人でも多くの方に転職を成功させてもらいたいですね。