名作ゲームをつくる秘訣とは……?グランディング高知オフィスが『チーム』を求める理由。

◇スマホ、VRからアナログまでさまざまなゲームを開発できる
◆上の人とも話しやすいフラットな人間関係
◇チャレンジを受け入れてくれる社風で実力を発揮しやすい

ゲーム開発を手がけているグランディング株式会社

そのコーポレートサイトを見ると、「あのゲームも!このゲームも!」と知っているゲームばかりが名を連ねています。

東京に本社を置き、福岡、京都にもオフィスを構え、多数のプログラマやデザイナーなどが働いている同社ですが、最新オフィスがここ高知に誕生しました!

グランディング株式会社さんのホームページ

とはいっても、2020年1月現在、こちらで働いているのは高知スタジオマネージャーを務める雪本さん、お一人だけ……。

「でも、ネットさえ繋がっていれば、ゲーム開発は一人でできるでしょう?」と考える方もいるかもしれませんが、雪本さんはこう言います。

『チームでなければ、良いゲームはつくれないんです』

これまで数々の名作ゲームを手がけてきた雪本さんに、ゲーム開発の真髄と高知オフィスが目指すカタチを伺いました。

スマホ、VRからアナログまでつくりたいゲームをつくる

ーーまず、グランディングさんはどんな会社なのか教えてください。

雪本さん:家庭用ゲーム機やスマートフォンを使うゲームをはじめ、アナログのボードゲームも開発しています。

ーーボードゲームもつくっているんですか!

雪本さん:自社でパブリッシングしているので会社名の露出自体はそちらの方が多いと思います。例えばこの『街コロ』も当社が開発したものです。


自分の街を育てていくボードゲームシリーズ『街コロ』

ーーどんなゲームなんですか?

雪本さん:シリーズ化していて色々な遊び方があるんですが、基本タイプはカードを並べてお店や施設や駅などを建てて自分の街をつくり、最終的に一番お金を稼いだ人が勝ちというゲームです。

ーー(パッケージをじっくり眺めて……)おぉ、これは面白そうですね!
設立されてどれくらいになりますか?


雪本さん:2007年設立なので、13期目に入っています。

ーースタッフは全体で何人くらいいらっしゃるんですか?

雪本さん:約80名です。その多くはデジタルゲームを開発しており、ボードゲームに関してはアナログゲームが好きな社員がほぼ一人で企画や開発を行っています(笑)

ーーお一人でですか? 驚きですね(笑)
グランディングさんがつくるゲームの特徴や、ゲーム会社としての個性ってどんなところにあるとお考えですか?


雪本さん:ボードゲームを開発している者が設立初期から在籍するメンバーなんですが、ボードゲームをデジタルに起こすというところが会社のベースにあると思います。

設立初期は任天堂さんと一緒に仕事をしていて、その頃はすごろくゲームなどを開発することも多かったですね。

今は垣根なくさまざまなゲームを手がけていて、スマホ向けのタクティクスRPGやパズル、家庭ゲーム機用のオリジナルタイトルもやっていますし、昔家庭用ゲーム機から発売されたソフトのVR版も手がけています。

高知スタジオマネージャーを務める雪本恭生さん

ーーゲーム会社といえば、企画だけを行う会社や運用だけを行う会社などさまざまなタイプがありますが、グランディングさんは?

雪本さん:開発会社としてパブリッシャーさんと組んで、企画・デザイン・プログラミングを担当します。リリース後の運営に関する開発も行います。

ある程度流れに乗ってきたら他社にお願いする場合もありますけど、基本的には自分たちでやっていきますね。

ーー1つのプロジェクトはだいたい何人くらいで進めていくんですか?

雪本さん:最初は5人弱で試作を作ってみて、軌道に乗ってくればどんどん膨れ上がっていくイメージです。最終的には20人くらいのチームになりますね。

良いゲームは『チーム』から生まれる

ーー雪本さんは昔からゲームがお好きだったんですか?

雪本さん:実は、僕自身はそんなにゲームをしないんです(笑)

ーーそうなんですか(笑)

雪本さん:ただ、小さい頃からプログラマにはなりたいとは思っていました。

子どもの頃に父が「これでゲームをつくれるよ」ってファミコンに繋いでプログラミングができる機械を買ってきまして。

当時は英語も分からない状態だったんですが、雑誌に書いてあるプログラムを真似して書いているうちにハマっていったんです。

ーー当時そんなに早くからプログラミングに触れられていたんですね!

雪本さん:それから大学に進むときに上京して大手ゲームメーカーに就職してから、ずっとゲーム会社一筋でやってきました。

僕の時代はプログラマってメジャーな職業ではなかったんですが、偶然周囲にプログラミングが好きな人たちが集まっていまして、自分たちで小さなゲームをつくりながら「これを仕事にできたら良いな」と。で、そのまま“ここ”まで来ました。


ーー雪本さんは高知のご出身とお伺いしていますが、ずっと東京でやってこられて、本社も東京にありますよね。
なぜ「高知」にオフィスを構えられたのですか?


雪本さん:ずっと東京で働いているなかで、色々と思うところがありまして、数年前にUターンしてきたんです。

一人ですので最近まで在宅で仕事をしていたんですが、ゲームをつくるには向いていない環境だなと感じました。

僕が思うに、ゲームってその場に集まったチームメンバーであーだこーだ言い合いながらつくっていくところに醍醐味があるし、そうした場に良いアイデアが湧いてくるんですよね。

在宅だとネット越しのコミュニケーションになってしまうので、心理的なハードルが上がるんです。これは良い形にならないなと思いまして、オフィスを構えようと。

ーーなるほど。

雪本さん:それともう一つ。僕も40代ですので、そろそろ次の世代にバトンを渡すことを考えなければいけないのですが、そのバトンを渡す人が周りにいなくて、これはマズいなと感じました。

それで高知にチームをつくりたいなと思ったんです。

ーーゲーム開発というのは「一人」ではなく「チーム」で行うものなんですね。そして、良いゲームをつくっていくために、この場所(オフィス)があると……。

雪本さん:そうです。自分自身もゲームを開発する楽しさを味わいたいですし、「高知でゲームをつくりたい」という人たちとも、その楽しさを分かち合いたいんです。

プログラマの仕事

ーー実際にこちらに入社された方はゲーム開発を行っていくことになるんでしょうか?

雪本さん:そうです。当面は東京のメンバーと協力しながらということになりますが、プログラマとしてバリバリつくっていただくようになります。

ーー企画からスタートすることもできますか?

雪本さん:もちろん全然アリです!

僕自身としては、高知オフィスのメンバーだけでゲームを一本つくれるようになればいいな、という野望があります。

ーーどういったゲームに注力していきたいですか?

雪本さん:小さくても名作をつくっていきたいです。

結局のところ、ゲームってエンターテイメントで商業的な面があるにしろ、やはりメッセージ性があり、人が生きていくための勇気を与えられるものであってほしいなと思うんです。

商品としてではなく作品としての方向性を大事にしていきたいですね。


ーーゲーム開発の喜びとは、どんなところにあると思いますか?

雪本さん:自分がつくったゲームを実際に遊んでもらって「これ、面白いね」と言っていただけた瞬間が最高だなと思います。

それはチームでつくったゲームでも、個人でつくった小さなゲームでも変わりません。

「楽しんでもらう」ということが本当に大事だなと思います。

ーー逆に大変なことはどんなところですか?

雪本さん:常に勉強しないといけないのは大変といえば大変ですね。

僕自身もアンテナを張り巡らせるタイプではないので、社内の若いスタッフが持ってきた面白い情報を先輩ヅラして聞いておいて、あとでこっそり調べています(笑)

だから、個人的には良いアンテナを持っているタイプの方と一緒に仕事がしたいですね。

刺激になりますし、逆に新しい技術をどういう風に生かしていけるかという基礎的な部分は僕からアドバイスしていけますので。

求める人物像

ーー高知オフィスではどういった人材を求めていらっしゃいますか?

雪本さん:プログラマって二つのタイプがあると思うんです。

一つは、先ほど申し上げた新しいことをどんどん取り入れていくタイプ
もう一つは、技術をしっかり組み込んでいく設計が上手なタイプ

経験上その二つのタイプが揃うと良いゲームが生まれると思っています。



雪本さん:当オフィスにはそれぞれのタイプの“両極端な方”が来ていただければうれしいです。

そして、最終的には僕を押しのけてもらっても構わないので、その人なりのやり方で提案から実行までできる志気のある人たちの集まりにしていきたいと思っています。

まだスタジオ自体始まったばかりですので、プログラマとしてだけでなく、チームビルディングを含めてここで働くみなさんと一緒に盛り上げていければいいですね。

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ライターの感想
「楽しいゲームは、楽しい会社から生まれている」 その一言に尽きると思います! グランディングさんは上司の方ともフランクに会話ができる社風があり、人と人の間に生まれる会話や笑いがゲームのアイデアにつながっているようでした。ゲームを愛する人はもちろん、良いチームの中で仕事がしたい方にもぴったりの会社です。
この記事を書いた人
高橋 さよ

高橋 さよ

高知生まれ、高知育ち、高知在住のフリーライター。 高知県を中心に四国のあちこちを駆け回り、ありとあらゆるものを取材しています。特においしいものの取材となると熱心になります。
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