「フタガミ」と言えば、ホームセンターのイメージが強いかと思いますが、実は高知県の「住」をフルサポートしている会社ということをご存じでしょうか?
ホームセンターだけでなく、住宅建築事業やカー用品、ペット用品販売など「高知県民になくてはならない企業になる」を志し、「心豊かなくらしのお手伝い」に『オールフタガミ』で取り組まれています。
今回は、2019年に高知県南国市双葉台に建てられたフタガミ本社を訪問し、『総務部』『経営ネットワーク部』『にわチーム』で働く方々を取材。『オールフタガミ』に込められた想いや、従業員同士の仲の良さの秘訣について伺いました。
総務部 中平英志 さん
経営ネットワーク部 應治拓弥 さん
にわチーム 門脇奈穂 さん
オールフタガミへの第一歩は、木工業から!昭和21年に始まったフタガミの歴史
ーー高知の暮らしを全面的にサポートされているフタガミさんですが、そのはじまりは昭和21年からと拝見しました。創業当時はどんな事業を展開されていたんですか?
中平さん:フタガミは高知県須崎市で木工業をスタートさせました。あるときお客様から「あなたたちが作るお家に住んでみたい」との要望があって、住宅建築事業を始めることになったと聞いています。
ーー今の暮らしをフルサポートする『オールフタガミ』への第一歩は、お客様からの声だったんですね。
中平さん:そうなんです。住宅建築事業として、高知の暮らしをサポートさせていただいていましたが、家が建つと生活用品が必要になりますよね。そのあとは、お庭であったり車が必要になったり、ペットを迎え入れたり、生活に関する色んな変化が生まれてくる。そんな声に対応していく中で、事業が拡大していきました。一つの事業部では解決が難しいお困りごとにも、『オールフタガミ』で対応にあたることで「お客様の心豊かなくらしのお手伝い」ができればと考えています。
ーー声を聞き入れながら変化をしていったというのが素敵ですね。今の従業員数を教えてください。
中平さん:どんどん人数が増えていまして、今ではグループ全体で600名ぐらいになりましたね。
ーーすごい!今日お伺いしているフタガミ本社は2019年にオープンしたと伺いましたが、ここでは何人くらい働かれているんですか?
中平さん:他の事業部と掛け持ちをしている社員もいますが、60~70名ほどが勤務しています。
『経営ネットワーク部』と『にわチーム』のお仕事って?暮らしに寄り添うからこそ感じるやりがい
ーー経営ネットワーク部の應治さんとにわチームの門脇さんにお話をお聞きします。應治さんがフタガミで働きはじめたのはいつですか?
應治さん:2022年の8月からです。私の部署は「経営ネットワーク部」という名称なのですが、経営に関する数字的な部分や社内外、特にお客様とのつながり(ネットワーク)に関することだったり、幅広い分野で携わらせていただいています。
ーーでは應治さんの勤務地は、ここのオシャレな本社なんですね!
應治さん:そうですね(笑)。今私が取り組んでいるのが、動画の活用やSNS活用。私自身、元々動画作成の知識をもっていたわけではなかったのですが、人に聞いたりYouTubeで調べたりしながら日々勉強しています。
ーー門脇さんは、にわチームでどんなお仕事をされているんですか?
門脇さん:にわチームは、環境に優しく、人や植物にも心地よいお庭を提案する庭づくりの専門チームです。私はガーデナーとして個人宅の庭のデザインや設計をしていて、お客様の声を聞きながら、現地に行って図面を起こしています。
ーーすごいですね!入社されてまだ間もないのではないですか?
門脇さん:2021年に新卒として入社をしました。最初はマル二ガーデンで園芸担当として勤務していたんですけど、元々大学で庭設計の勉強をしていたので、1年経たないうちにガーデン部門に異動させてもらいました。
ーー念願だったんですね!実際働いてみてどうですか?
門脇さん:目に見えて成果が出るのがおもしろくって!私たちの仕事は植物が相手なので、適応した環境だと植物たちがイキイキするんですけど、反対にちょっとでも適していない環境だとダメになってしまったり。そこが面白くもあり大変なところですね。今では、お庭のサポートだけでなく、家を建てる段階から関わらせていただくことが増えてきて、お客様ひとりひとりに合った暮らしの提案を行っています。
ーー一番記憶に残っているお仕事ってありますか?
門脇さん:やっぱり一番最初のお客様が一番印象に残っていますね。不安な気持ちもありながら、先輩にアドバイスをしてもらって。実際お庭が出来上がったときはすごく感動しました。お客様もすごく喜んでくださって、今でもお庭の写真が送られてきたりして関係が続いているんです。すごくやりがいのある仕事です。
フタガミ社員にズバリ聞く!働いてみて大変だったこと
ーー應治さんは中途採用入社なんですよね?
應治さん:はい、前職は本当に違う仕事をしていて。電子製品の製造です。
ーー全然違いますね!どうしてフタガミさんを受けようと思ったのですか?
應治さん:実は私、県外出身で。高知にあった祖父母の家をリフォームする形で移住をしてきたんです。移住生活を進める中でお世話になったのが近所にあるホームセンターで、すごく品ぞろえがいいなと!初めて行くお店だったので、祖母にたずねると「フタガミのお店や」と、さも当たり前のように(笑)。フタガミという名前はその時初めて知りました。そこからフタガミのHPとかSNSを見るようになって。高知を選んで生活をするからには、高知で愛されている会社で働いてみたいと思ったんですよね。
ーーエピソードが完璧すぎます(笑)!ちなみに製造業からでいうと、かなりの変化を感じますがどうですか?
應治さん:職種は違うのですが、前職で新規事業や数字を読み解くような管理の分野で働いていたので、そういった意味では今の仕事に活かせることがたくさんあります。
ーー是非お二人から、働いてみて感じた大変さを教えてもらいたいです。
應治さん:私自身が入社して間もないってこともあるんですけど、70年以上の歴史がある大きな会社なので、会社の歴史をしっかり理解するのがとても大変ですね。新しいことをするにも過去を知ることは大切だと思うので、日々情報を吸収しています。
ーー特にこれだけ幅広い事業を展開されていると、余計に大変ですね!門脇さんはどうですか?
門脇さん:デザインにあたり外の作業も多いので、夏の現場は結構大変ですね。
ーー日焼けも大変そうです!(笑)
門脇さん:今年は本当に日焼けがすごくて、南国の少女みたいになってました(笑)!でもそこが楽しいというか、設計から現場まで全てを見届けられるのも嬉しいですし、体を動かすのも好きなので自分にはぴったりの仕事だなと思います。
家庭菜園やアウトドア用品のお買い物にも。社員割引で購入ができる、素晴らしい福利厚生!
ーーみなさんのプライベートを教えてほしいんですが、お休みの日は何をされているんですか?
應治さん:家庭菜園ですね。家にすごく広い畑があって持て余しているんですけど、家族とのんびり野菜を育てながら暮らしています。
ーー移住者の鏡みたいな生活じゃないですか!(笑)
應治さん:私の中では移住に対するハードルは低くて、どちらかというと「えいっ」って感じで高知にきました。ちょうど30歳になるときで、仕事や生き方を模索していたんです。そんなときに、祖父母も高齢だし、家の管理をどうしようってなって、「行っちゃう?」って(笑)。子どものためにも自然の多いところで育ってほしいという思いもあったので、今の暮らしがとても気に入っています。
ーーじゃあもう家庭菜園の道具はフタガミさんで買って…(笑)
應治さん:もちろんです!福利厚生でフタガミグループの商品は社員割引で買えるんですよ。
ーーみんなフタガミさんで働きたくなるじゃないですか!(笑)
中平さん:しかも本人だけじゃなく、ご家族もその値段で買えるんですよ。
ーーじゃあもう應治さんの暮らしは完璧にフタガミさんに支えられてるわけですね!福利厚生のお話になりましたけど、その他フタガミさんでユニークな制度はありますか?
應治さん:クラブ活動ですかね。アウトドア部とか、野球部、陸上部があるんですよ。
ーーアウトドア部って何をするんですか?
中平さん:アウトドア部は最近できたんですけど、誰でも参加できるようなクラブ活動を新たに取り入れようということになりました。焚き火台とかピザ窯とか、タープとかキャンプで使うものをみんなに貸出できるようにしています。
ーー借りれるのはすごくいいですね!
中平さん:キャンプ用品はホームセンターでの取り扱いがあり、実際に社員が使うことで接客に活かせます。また、他のスポーツと違って新しくはじめやすくて社員同士の交流にも役立っています。アウトドアの繋がりでいうと、新人研修でBBQを取り入れていますね。
ーーBBQですか!
中平さん:新入と先輩社員でBBQをして、交流の輪を広げています。また、新卒2~4年目と26歳までの中途社員を対象とした若手社員研修では、研修内容を自分たちで企画するんですが、ちょうど今年は門脇の代が企画をする年なんですよ。
門脇さん:今年は運動会を計画しています!今まで会ったことのなかった方々とコミュニケーションをとれたりするので、仕事の意見交換に繋がったり。すごくいい研修になると思っています。
ー門脇さんはお休みの日何されていますか?
門脇さん:私たちのチームは平日が休みなので、一人で買い物に行ったり、アニメや映画を見たりしますね!あと、にわチームは野球好きが多いので、チームが勝った負けたで盛り上がりますね!
ーーすごいみんな仲がいいのが伝わります!
100年企業を目指すフタガミが求める、変化に対応しながら挑戦してくれる人材とは
ーーどんな方と一緒に働きたいですか?
中平さん:創業70年を過ぎましたので、現在弊社は100年企業を目指して取り組んでいるところです。これからはますます時代の変化であったり、豊かさの指標も変わってくると思います。そんな中でも「こんなことをやってみたい!」と変化に対応しながら、挑戦しようと思ってくれる方に是非来てもらいたいと思います。
あとは、高知県のみで事業展開をしているので、高知県のために働きたい!と思っている方には是非お越しいただきたいですね。
――ありがとうございます。では最後に、お二人のこれからの目標やどんな風になりたいのかを教えていただきたいです。
應治さん:大きなことは言えないんですが、「ありがとう」って言ってもらえるような仕事をしていきたいですね。そのためにも、地に足をつけて、まずは目の前のことをしっかりとこなしていきたいです。
門脇さん:例えば、ペット好きの方だったら、ペットに優しいお庭を一緒に考えてみたり、お客様に寄り沿いながら、より豊かなくらしを提案できる人になりたいなと思っています。
ーー今日は貴重なお話をありがとうございました!今後もフタガミさんのご活躍が楽しみです!
中平さん:こちらこそありがとうございました!私たちと一緒にチャレンジしてくれる仲間を募集しています。是非お気軽にお問い合わせください。
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