将来的に、起業やフリーランスとして活躍したいとお考えのエンジニアの皆様へ。
多くのエンジニアが都市部の企業で働く中、実は地方でのエンジニア経験も “起業” や “独立” を目指す方々にとって、隠れた武器となることをご存知でしょうか?
都市部と地方では、求められるスキルセットが異なり、特に地方では特有の課題を抱えるため、そこから新たなビジネスを生み出すことが多くあります。
都会では得られない「独自の課題や地域性」からビジネスを生み出そうとする経験を積むことで、エンジニアとしての視野も広げることができるでしょう。
この記事では、地方での実務経験がどのように独立のスキルへと導くのかを紐解き、地方だからこそ培われる3つのスキルについてご紹介します。
あらゆるステークホルダーを繋ぐコミュニケーションスキル
地方でのエンジニア経験は、コミュニケーションスキルの成長に繋がります。
都市部で働くエンジニアにとってもこのスキルは重要ですが、地方での仕事は、より密接なコミュニケーションが求められることが多くあります。地方のプロジェクトを立ち上げた場合、様々なバックグラウンドを持つ地元のステークホルダーからの課題のヒアリングを行ったり、リモートだけではなく直接現場に向かい多くの人と出会ったりという可能性が高いからです。
例えば、地方の農業関連のプロジェクトに携わる場合、地元の農家との信頼関係の構築が重要となり、それを支えるコミュニケーションスキルや共通の理解を築くスキルが必要になってくるため、自然とコミュニケーションスキルは培われるでしょう。
地方企業と携わる上での幅広い知識
地方には様々な業種や産業が存在します。
これらの分野に対して適切な技術的ソリューションを提供するためには、幅広い技術知識が必要不可欠です。
具体的には、地方のエンジニアとして、農業・林業・漁業などの地域特有の産業に関連する技術サポートが求められることがあります。
例えば、農業では精密機械の導入時に、センサー技術やデータ分析の知識が要されることがあり、漁業では、魚群探知技術や漁獲量の予測モデルの開発など、多岐にわたる技術知識が求められます。
また、地方自治体や行政と連携したプロジェクトに取り組む際も、行政手続きや自治体の業務フローの理解が求められるシーンが多くあり、迅速に地方の情報を取り込む能力を磨くことで、地域の特色やニーズを正確に把握し、適切な技術を選択することができます。
このような経験は、新しい事業を立ち上げる際の強みとなります。
フレキシブルな働き方から得られるクリエイティブな発想
地方でエンジニアとしての活動は、柔軟な働き方が求められます。
まだインターネットが十分に使われていない場所や、デジタル技術に不慣れな人たちも多いため、実際にその場所を訪れて対話することも大切になったり、リモートでの作業も増えるかもしれません。
また、豊かな自然が近くにあることから、キャンプしながらの仕事や、自然の中でのリモートワークも楽しみながら働くエンジニアも。このような環境から、クリエイティブな発想や地域の特性を見出すことができます。
まとめ
以上、地方でのエンジニア経験から得られる3つのスキルをご紹介しました。
都内での経験だけでは成長が足りないと感じる方や、新しい場での挑戦を求める方、地方でのエンジニアとしての経験を通じて、より充実した日々を送ってみてはいかがでしょうか。
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